「応答せよ」「D.P.」シリーズで活躍 キム・ソンギュンが新プロフィール公開 笑顔の中に演技職人の威厳

椎 美雪 椎 美雪
新プロフィールでは等身大の姿を見せ、演技職人の威厳を発揮(出典:ULエンターテインメント)
新プロフィールでは等身大の姿を見せ、演技職人の威厳を発揮(出典:ULエンターテインメント)

 ドラマ「応答せよ」シリーズや、Netflixドラマ「D.P.」シリーズで知られる俳優のキム・ソンギュン(44)が、新たなプロフィール写真を公開、コンセプト演技職人の威厳を見せた。

 キム・ソンギュンの所属事務所であるULエンターテインメントは最近、キム・ソンギュンの新たな写真を数枚披露した。作品ごとに違った表情で、心地よい驚きを与えてくれる俳優らしく、さまざまな魅力を発揮して注目を集めた。優しい笑顔から独特なオーラまで、コンセプトによって変わるキム・ソンギュンの魅力は、見る楽しさを与えてくれる。

 クローズアップカットでは、ありのままのキム・ソンギュンで魅了した。シンプルなスタイリングと背景でも、演技職人らしい存在感をしっかりと発散している。

 1980年生まれのキム・ソンギュンは、2001年に舞台「ロミオとジュリエット」で俳優デビュー。長らく舞台俳優として活動していたが、2012年に映画「悪いやつら」でハ・ジョンウの右腕、パク・チャンウ役で出演し、世間に知られるようになる。メガホンを取ったユン・ジョンビン監督は当時、「知人が映画を見た後、口々に『監督、本物の暴力団を雇ってどうするんだ』と言っていた」と回顧したほど、役柄を自分のものにする。さらに同年、ウェブトゥーン原作のスリラー映画「隣人-The Neighbors-」で再び不気味な殺人鬼を演じたことで、“悪役専門俳優”のイメージを植え付けた。

 以降、「ファイ 悪魔に育てられた少年」「結界の男」「隠密に偉大に」などに出演し、認知度を上昇させた。

 そしてドラマ「応答せよ1994」で、従来のイメージを完全に払拭。コミカルな演技を爆発させたことで、“怖い俳優”のイメージを脱却、どんな演技も可能な演技派俳優という認識を、大衆にしっかりと刻み込ませた。

 近年はドラマ「D.P.」で、口は悪いが部下へ惜しみないサポートを尽くすパク・ボムグ役や、映画「ソウルの春」でイ・テシン少将(チョン・ウソン)とともに、反乱軍を鎮圧しようと尽力するキム・ジュニョプ准将を演じるなど、硬派な演技を披露。最近は、ドラマ「熱血司祭2」に出演。クダム警察署の強力チームに所属するク・デヨン刑事に扮し、キム・ナムギルらと味のある演技で、お茶の間へ笑いと楽しさを提供した。

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