M-1「1stラウンド1位通過」が5大会連続で優勝逃す 2本目で下克上が主流 令和ロマン連覇の裏で珍事

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
M-1連覇を果たした令和ロマン(左から)高比良くるま、松井ケムリ ©M-1グランプリ事務局
M-1連覇を果たした令和ロマン(左から)高比良くるま、松井ケムリ ©M-1グランプリ事務局

 漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」の決勝戦が22日、東京・テレビ朝日で行われ、前年王者の令和ロマンが史上初の2連覇を達成した。

 令和ロマンはファーストラウンド1番手で登場し、圧巻のしゃべくり漫才で650点を獲得。2位で最終決戦に進出した。最終決戦では一転、漫才コントでさらなる爆笑を生み、2連覇を手繰り寄せた。

 昨年大会でも、令和ロマンはファーストラウンド1番手で登場し、3位通過で最終決戦に進出。最終決戦ではヤーレンズとの激戦を制して、優勝を果たしていた。

 さらに、さかのぼると22年王者のウエストランドもファーストラウンドは3位で通過、21年王者の錦鯉も同2位タイ通過、20年王者のマヂカルラブリーも同2位通過と5大会連続で、ファーストラウンド1位通過のコンビが優勝を逃している。1位通過からの優勝パターンは、19年のミルクボーイまでさかのぼる。

 「キングオブコント」のように1本目と2本目の合算ではなく、2本目単独で新たに審査されるM-1。ファーストラウンドを2、3位で通過し、2本目で一気にまくる形が近年のM-1のトレンドになっている。

 「M-1グランプリ」全20回の優勝組は以下の通り。括弧内はファーストラウンドの順位。

第1回 中川家(1位)
第2回 ますだおかだ(2位)
第3回 フットボールアワー(1位)
第4回 アンタッチャブル(1位)
第5回 ブラックマヨネーズ(1位)

第6回 チュートリアル(1位)
第7回 サンドウィッチマン(1位)
第8回 NON STYLE(2位)
第9回 パンクブーブー(2位)
第10回 笑い飯(1位タイ)

第11回 トレンディエンジェル(2位)
第12回 銀シャリ(1位)
第13回 とろサーモン(3位)
第14回 霜降り明星(1位)
第15回 ミルクボーイ(1位)

第16回 マヂカルラブリー(2位)
第17回 錦鯉(2位タイ)
第18回 ウエストランド(3位)
第19回 令和ロマン(3位)
第20回 令和ロマン(2位)

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