兵庫県の斎藤元彦知事(47)が18日、県庁での定例会見で、自身のパワハラ疑惑などを文書で告発した元西播磨県民局長(7月に死亡)の公用パソコンに記録されていたとされる私的情報などがSNSで拡散されていることについて「弁護士などを委員とする第三者委員会の設置に向けて、今手続きを進めているところ。人選も含めて、これからと考えている」と、第三者委員会を設置し調査する考えを改めて示した。
斎藤氏は「今、弁護士会の方に、今回立ち上げを目指してます第三者委員会の委員になっていただける弁護士について、推薦を依頼している。弁護士会といま、調整をしていただいているという風に聞いてます。弁護士会の方もできるだけ…早ければ年内とかに提示をいただければいいと思います」と早急に立ち上げ、調査するとした。
政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏(57)が、X(旧ツイッター)やYouTubeチャンネルで、元県民局長のプライバシー情報のデータを公開している。斎藤氏は「見てはないです」とし、真偽についても「同一性の問題についても、確認を第三者委員会設置後にしていくことになる」と強調した。