俳優のパク・ジョンミンが、俳優活動をしばらく休止し、出版社「MUZE(無題)」の運営と休養に専念する意思を明かした。これとともに、出版社「MUZE」の公式ホームページが開設され、関心を集めている。
6日、出版社「MUZE」の公式ホームページには、パク・ジョンミンによる「MUZE」の紹介文と写真が掲載された。
紹介文を通してパク・ジョンミンは、「こんにちは、はじめまして。床に寝転んでいて、『出版社をやってみるか』という考えが浮かび、ここまで来てしまいました。やるからには頑張ります。しっかりと作り上げていきます。小さな価値だとしても、伝えられる物語があるならば、真心を込めてやっていきます。皆さんの人生に、たった1つでも文章を残せるよう、ずっとこの会社を見守っていきます。よろしくお願いします」と、出版社を運営することになったきっかけと覚悟を、淡々とつづった。
12月1日、YouTubeチャンネル「妖精ジェヒョン」にゲスト出演した際には、活動休止の理由と今後の計画について話した。
パク・ジョンミンは、「本当に休まずに働いてきた。小規模の映画も含めれば、3作同時に撮影していた」「ある時、自分の中で『新しい表情を見せる余力があるのか』という悩みが生まれた」と明かした。
出版社の運営に対する情熱も示した。「休止期間中の一番の目標は、運営している出版社を軌道に乗せること」「長い間、夢見てきた仕事なので、俳優活動と同じくらい大切だ」とコメント。また、「撮影現場と自宅を往復する日常の中で、本を書きたくてもインスピレーションが不足していた」「外に出て人に会って、経験を通して得られた物語が、今はゲームの中のエピソードに取って代わられてしまい残念だ」と打ち明けた。「休止期間中、僕だけの物語を探したい」と、執筆活動にも意欲を示した。
パク・ジョンミンは2011年に、映画「BLEAK NIGHT 番人」でデビュー。以降、「空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)の生涯」「サバハ」「密輸 1970」「戦と乱」などで、さまざまな役を熱演し、独自の経歴を築いてきた。最近では、映画「1勝」が韓国で公開となった。