日本維新の会新代表に吉村洋文氏 代表選で選出 「一致団結して前へ進めていきたい」

杉田 康人 杉田 康人
臨時党大会で投開票された代表選で、演説する吉村洋文共同代表
臨時党大会で投開票された代表選で、演説する吉村洋文共同代表

 日本維新の会が1日、大阪市内で開いた臨時党大会で投開票された代表選で、馬場伸幸代表(59)の後任となる新代表に大阪府知事の吉村洋文共同代表(49)を選んだ。

 馬場氏の任期満了に伴う代表選は吉村氏の他、金村龍那衆院議員(45)、空本誠喜衆院議員(60)、元神奈川県知事の松沢成文参院議員(66)の4人が立候補。国会議員、地方議員、首長など特別党員846人、一般党員2万5025人による投票で新代表を決定した。

 大阪府知事、地域政党・大阪維新の会代表と兼務することになる吉村氏は「国政政党としては消滅の危機」「このまま消滅しかねないという思い」と、6議席減となった衆院選の結果に強い危機感を抱き出馬を決意した。

 代表選では、日本維新の会が目指すべき方向性、存在意義として【1】次世代のための政党【2】道州制を実現するせん【3】永田町の文化を変える政党、の3点を挙げ「それぞれの3つのパーパス、存在意義をもう一回確認したい。ここを訴えていきたいと思う」と強調した。

 新代表に選ばれた吉村氏は「馬場代表からバトンを受け継ぐということになりますが、皆さんのお力を借りながら代表選挙も終わりましたので、一致団結して前へ進めていきたい」と述べた。

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