れいわ新選組の山本太郎代表(49)が16日、東京・江戸川区の平井駅前で、衆院選(27日投開票)小選挙区の東京14区と比例東京ブロックに重複で出馬している同党の共同代表・櫛渕万里氏(57)の応援演説を行った。
山本氏は衆院選公示日の15日に体調不良で緊急入院。同日の出陣式には出席せず、櫛渕氏が第一声を上げた。ただ、同日には自身のX(旧ツイッター)を更新し「退院しました。昨夜、発疹ができていることに気づき、そこからかゆみを伴って全身に拡大。救急で診察いただいた結果、アナフィラキシーの疑い。念の為、入院となりました」と報告。同日夜のテレビ番組などには出演していた。
16日には応援演説にも元気に登場。“1日遅れ”の街頭演説に、支援者から大きな拍手と歓声がわき起こった。演説の後半には櫛渕氏からふいに「代表、体調は大丈夫ですか?」と尋ねられ「あ、大丈夫です。すいません」と苦笑いで返す一幕も。演説後には櫛渕氏とともに支援者との3ショット撮影会も行った。櫛渕氏は「緊急入院で山本太郎を一人にしない。そのためにわたしたちれいわ新選組の仲間もボランティアも立ち上がっています」と力強くサポートを約束していた。