２ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が10日、自身のＸ(旧ツイッター)を更新。自身のポストに対し、自民党・萩生田光一元政調会長の事務所からXを通して「厳重抗議」と「投稿削除」を求められていることを受け、立憲民主党の小沢一郎衆院議員も萩生田氏について同内容の投稿をしながら〝不問〟にされているとして、その矛盾点を指摘した。
ひろゆき氏は今月６日付のＸに「統一教会で、教会長と一緒に信者に説教をしたり、『一緒に日本を神様（教祖・文鮮明）の国にしましょう』と言ってた自民党の萩生田光一議員が、衆院選挙で非公認になる模様。統一教会とズブズブな議員が認められないのは当然だよね。」と投稿した。
それに対し、萩生田氏の事務所はＸで「事実無根の情報を含んでおり、当方の名誉を著しく毀損するもの」として厳重抗議をするとともに、「該当する投稿が直ちに削除されない場合、法的措置を含む対応を検討せざるを得ません」と訴えたが、ひろゆき氏は７日付Ｘで「事実と異なる部分の指摘がないので、何を削除したら良いのかわかりません」などと反論していた。
こうしたやりとりを踏まえ、ひろゆき氏は、小沢氏が今年５月28日付の事務所公式Ｘで「この自民党東京都連会長は、長年にわたり自民党の統一教会との窓口を務め、選挙で徹底的に世話になってきた」などと萩生田氏に対してつづった投稿を引用。「おいらが書いたものと同じ内容を小沢一郎議員が載せています。萩生田議員は、 『該当する投稿が直ちに削除されない場合、法的措置を含む対応』と、おいらには強気に出るのに、小沢一郎さんに対してはだんまり。一般市民は脅したら、言うことを聞くからですか?」と疑問を呈した。
ひろゆき氏の投稿に対し、フォロワーからは「痛いところを突く」「萩生田さんはせめて何を削除してほしいか明確にしなよ」「まさに、そこが萩生田らしさ」「都合が悪くなると、すぐ記憶にございませんだもの」「力ある強い人には文句も言わず、一般市民には強く出るのは、ちょっと格好良くはないですね」「（小沢氏の投稿に）気付いていないだけでは？」「誰が一般市民だって?」といった声が続いた。
