ザ・アウトローズの元ギタリストのフレディ・セーラムが死去した。70歳だった。
23日にがんによる合併症で帰らぬ人となったことが発表、本人のフェイスブックページには「今朝、天国が伝説の男を迎えるため割けた。向こうでも元気でフレディ・セーラム。また会う日まで」と綴られている。
一方、1977年から83年までフレディが所属した米サザンロックを代表するザ・アウトローズはSNSにこうメッセージを投稿している。「元ギタリストのフレディ・セーラムが亡くなったことをアウトローズファンに伝えるのは辛い。がんの合併症で逝ったフレディ、その外向的な性格と音楽への情熱はいつまでも記憶されるだろう」「彼はアルバム『プレイン・トゥ・ウィン』で初めてアウトローズに参加し、その後の4枚のアルバムに貢献した。素晴らしきパフォーマーで愛すべきミュージシャンだった。寂しくなるだろう」
アウトローズの『ホワイト・ホーシズ』『ロング・ゴーン』『デビルズ・ロード』などの曲作りに携わったフレディ、生前サザンロックのメディア、ロード・トゥ・ジャクソンビルにこう話していた。「私がバンド(アウトローズ)によりハードなロックのエッジをもたらしたのは間違いない」「当時メンバーは変化を受け入れる準備ができていたと思う。(シンガー兼ギタリストの)ビリー(ジョーンズ)と(ギタリストの)ヒューイ(トマソン)がアウトローズの核だったことは決して忘れないよ。それを変えることはできなかったけど、よりアグレッシブなアプローチに強化したんだ。それが功を奏したね」
アウトローズを脱退後フレディはスタジオミュージシャン兼プロデューサーとして長年活躍、一方でギタリスト志望者にはこうアドバイスしてもいた。「医学部か法学部に行け。他の道は険しいぞ。私はそれを毎日実感している」