女性アイドルがグループ脱退を勝手に発表!対応巡り運営と泥沼状態に…ファン困惑「頭がごちゃごちゃ」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
画像はイメージです(uemisuzuki/stock.adobe.com)
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 女性アイドルグループ「Sharply♯」(シャープリーシャープ)が24日、公式X(旧ツイッター)を更新。メンバーの宇塚千夏(19)がグループから脱退し、契約解除になったことを発表した。

 事の発端は22日、宇塚が自身のXとYouTubeチャンネルを更新。SNSで自身が未成年飲酒をする様子が拡散されたことを受け、それについての謝罪と、事務所や「Sharply♯」から脱退したい旨を発表した。事務所を辞めたい理由として以下の3つの点を挙げた。

 ①前プロデューサーが辞めたことで経営が赤字化。それを補填するよう働けと言われたこと。

 ②新プロデューサーが売り上げを持ち逃げした。その分、給料から天引きされる可能性があると話があった。

 ③他メンバーが次々脱退するも、自分は辞めることができないよう強要された。また、辞めたメンバーにSNSを削除させるよう働きかけていた。

 これらの点から、事務所や運営チームに不信感を感じるようになり、以前から辞められるように動いていたことを明かした。そしてこの発表と同時に事務所からの脱退を宣言。「もう事務所というものには縛られずに、私らしい生活を送ることができたらと考えています」と、4枚の文書を使って説明した。

 この発表を受け、「Sharply♯」の運営側も声明を発表。冒頭で宇塚の発表は事務所の許可がないまま発信されたものだと明かし、これらの投稿から活動継続は困難と見なしてグループからの脱退、及び契約解除を宣告した。それと併せて、宇塚の脱退したい理由についても4枚の文書を用いて反論を述べた。

 ①については、プロデューサーの辞職と赤字であることを認めつつも、その補填をメンバーに追求する発言はなかったと説明。②では売り上げが想定より入金されていなかったことやメンバーに給料天引きの可能性を示唆したことは認めたが、実際には給料は全額支払われたこと。③に関しては、宇塚から脱退したい旨の相談はあったが、今後の方針を話し合った上で前向きに活動していると認識。辞めることを許さないような働きかけや、SNS削除は強要していないと主張した。

 また、SNSで拡散された宇塚の未成年飲酒動画についての対応も日ごとに細かく時系列で説明した。動画の拡散後、本人に飲酒の有無を確認。グループや本人を守るため、不祥事の精算活動をしようと事務所として考えていたが宇塚は即刻退所したいと申し出されたとした。その場合、契約違反で損害賠償の責任が発生する可能性が高まるため、1年半後の期間満了まで柔軟に対応する構えを見せていたが、22日に宇塚が相談なく脱退を発表。そのため今回の発表に至ったことを明かした。

 最後には「追伸」として、グループとしての赤字や体勢の不安定さを謝罪。今後について、「今後の活動方針に関しましては、また後日正式な発表をさせていただく必要があると考えております。そのときまで、しばしお待ちいただけますよう何卒よろしくお願い致します」と締めた。

 この発表にファンも困惑。「登場人物誰も信じられん」「14人中10人辞めるってどういうことよ」「頭がごちゃごちゃになるよ」とついていけない人の声が多く並んだ。「Sharply♯」は同じ事務所が運営する「Flutter ♭」とともに2023年から活動。発足当初は14人だったが、23年に2人のメンバーが「重大な契約違反が認められた」として脱退し、活動の卒業や今回の宇塚の脱退も含め、計10人がグループを離れている。

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