テレビ、劇場版アニメが大ヒットした谷川流氏による人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズ最新作、「涼宮ハルヒの劇場」が11月29日に世界同時発売されることが明らかになった。角川スニーカー文庫を展開するKADOKAWAから発表された。2020年発売の「涼宮ハルヒの直観」以来、約4年ぶりの新作となり、長門有希と朝比奈みくるが描かれたカバーイラストも公開された。
「涼宮ハルヒの劇場」はファンタジー篇、ギャラクシー篇に続く続編は大幅完全書き下ろしとなり、王様から邪悪な魔王を倒すよう依頼され、朝比奈さんの魔法が炸裂して任務達成かと思いきや、長門の「ミッションインコンプリート」の呟きとともに宇宙空間へ飛んだかと思うと舞台は西部劇、果ては神話世界へと展開される奇想天外なストーリーだという。
宇宙人や未来人、超能力者、超常現象が大好きな女子高生・涼宮ハルヒと平凡な男子高生であるキョンらの周囲で、不思議な出来事が次々と起こり、ドタバタに巻き込まれるシリーズの持ち味が、さらに深まりそうだ。
第1巻「涼宮ハルヒの憂鬱」が2003年に刊行され、06年、09年にテレビアニメが放送された。10年には劇場版アニメ「涼宮ハルヒの消失」が公開された。「涼宮ハルヒの劇場」はシリーズ第13巻となる。また、ところざわサクラタウン(埼玉県所沢市)で新刊発売の記念リアル参加型イベントの開催、角川文庫(KADOKAWA)版の「涼宮ハルヒの直観」が11月25日に発売されることも発表された。