「新スター・トレック」出演の日系女優が70歳で死去 がん闘病の末 ネトフリ「BEEF」、映画「ガン・ホー」

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 パティ・ヤスタケさん
 パティ・ヤスタケさん

 米国の日系女優のパティ・ヤスタケさんが死去した。70歳だった。「新スター・トレック」の医療部員アリサ・オガワ役で知られるパティさんは、がんとの闘病の末、5日(月)に他界したことをマネージャーのカイル・フリッツ氏が発表した。

 フリッツ氏はバラエティ誌にこう語った。「パティは私が30年前に仕事を始めたときの最初のクライアントでした。一緒に仕事ができる日々を楽しんでいました。彼女の才能と粘り強さ、そして何よりも彼女との友情が恋しくなります」

 パティさんはロン・ハワード監督の1986年のコメディ映画「ガン・ホー」に出演してハリウッドで大ブレイク、ABCのテレビ映画化でも同役を再演した。また最も名を馳せた「新スター・トレック」では、1990年の第4シーズンからレギュラー・ゲストとして参加し、1994年の第7シーズンの最終まで出演し続けた。同年末の映画「スター・トレック:ジェネレーションズ」、1996年の映画「スター・トレック:ファースト・コンタクト」で再び同役を演じた。

 1998年の映画「ザ・ウォッシュ」では、インディペンデント・スピリット賞の助演女優賞にノミネートされており、近年ではネットフリックスの人気ドラマ「BEEF/ビーフ」でジョージ・ナカイの母親フミ役として出演していた。

 その他のテレビ出演作には「BONES-骨は語る-」「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」「コールドケース 迷宮事件簿」「NCIS:LOS ANGELES5 極秘潜入捜査班「ER緊急救命室」「クローザー」、映画では「わたしが美しくなった100の秘密」「ブラインド・スポット 隠蔽捜査』などがある。

 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で演劇の学位を取得したパティさんは、演技だけでなく演出も手がけており、舞台でも長きにわたり活躍していた。

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