国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。同日の東京株式市場で〝暴落〟とも言える日経平均株価の値下がりに触れ「やはり、利上げを急ぎ過ぎたのではないか」「改めて、政府・日銀はメッセージを出し直した方がいい」とポストした。
玉木氏は5日午前、東京株式市場の寄り付き直後に投稿。「日経平均一時34,000円を割り込み33,000円台に」「短期の株買に一喜一憂すべきではないが、実態経済への影響が心配だ。特に、賃上げと消費への悪影響」と憂えた。
円高が進む状態に「確かに円安は是正されているが、経済の腰を折っては意味がない。植田総裁が金融政策決定会合の後の記者会見で、過度にタカ派的なメッセージを出したのは、国内政治向けだったのかもしないが、日本経済のみならず世界経済にも悪影響を与える可能性が出てきている」と指摘した。
玉木氏は「永田町とのコミュニケーションも大切だが、一番大切なのは、マーケットとのコミュニケーション」と強調した。