人気ラッパー・チノが死去、50歳 死因不明も追悼メッセージ続々「寂しくなるよ、兄貴」欧米メディアが報道

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 チノ・エックスエル
 チノ・エックスエル

 ラッパーのチノ・エックスエルさんが、50歳でこの世を去ったと欧米メディアで報じられた。2パック(享年25)のライバルとしても知られたチノは29日に他界したとされるが、死因についてはまだ分かっていない。

 ウェブサイト「AllHipHop」が訃報を報じて以来、追悼メッセージが次々と投稿されている。ラッパーのA-F-R-OはXに「チノ・エックスエルよ安らかに眠れ。寂しくなるよ、兄貴」と綴っているほか、パブリック・エナミーのチャックDは「これは辛い。チノ・エックスエルは俺のライムとアートにおける兄弟だった。彼が俺のグラフィックを後押ししてくれた。アート関連の本を交換し、俺の歌詞が書かれたノートをよく守ってくれた。イベントのサポートもしてくれた。そして俺たちは彼の音楽とアートをサポートしていた」と偲んだ。

 チノが1996年に発表したデビューアルバム『ヒア・トゥ・セーブ・ユー・オール』はヒップホップ界で愛された作品としてだけでなく、2パックとの確執の火付け役となったことでも知られている。

 ラッパーとしてだけでなく、『CSI:マイアミ』『ポリス・バカデミー/マイアミ危機連発!』などのドラマにも出演、ロブ・ライナー監督による2003年の映画『あなたにも書ける恋愛小説』ではケイト・ハドソン、ルーク・ウィルソンと共演した。

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