女優のシャナン・ドハーティーさんが死去した。53歳だった。人気ドラマ『ビバリーヒルズ青春白書』『チャームド ~魔女3姉妹~』などで知られたシャナンさんは、2020年にステージ4のがん診断を受けたことを明かしていたが、その闘病生活の末、13日にこの世を去ったことをパブリシストが発表した。
ピープル誌への声明では「非常に悲しいながらも、シャナン・ドハーティーが他界したことをお知らせします。7月13日土曜日、長年の闘病生活の末、彼女のがんとの闘いは終わりを迎えました」と綴られている。
シャナンさんは80年代に子役としてキャリアをスタート、ウィノナ・ライダー主演の1988年作『ヘザース/ベロニカの熱い日』でブレイクした後、人気ドラマ『ビバリーヒルズ青春白書』のブレンダ・ウォルシュ役で世界的な人気を収めた。
数々のドラマ出演を経て、2010年にはダンスコンテスト番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出演したことでも知られた。
2015年に乳がんと診断され、2017年には寛解したことを明らかにしていたものの、その3年後に再発、2023年には骨と脳にまで転移していることを公表していた。昨年には自身が「ボブ」と呼んでいた脳腫瘍の摘出手術を受けていた。
この訃報を受け、『ビバリーヒルズ青春白書』で共演したブライアン・オースティン・グリーンやキャロル・ポッター、ジェイソン・プリーストリーや、『チャームド』で姉妹役を演じたアリッサ・ミラノなど、数々の著名人からお悔やみの言葉が寄せられている。