俳優ダグ・シーハンさんが死去した。75歳。1970年代後半から1980年代前半にかけて、ドラマ『ジェネラル・ホスピタル』のジョー・ケリー役で広く知られていた。6月末にワイオミング州ビッグホーン郡で亡くなったことが現地8日夜に発表された。
ケイン葬儀社のウェブサイトには「ビッグホーンを我が家と呼ぶ、心から愛する地で。ダグラス・シーハン、75歳、ビッグホーン在住。2024年6月29日(土)朝、自宅で愛する妻の元で静かに息を引き取りました」と綴られた。
ドラマ『チャーリーズ・エンジェル』の出演やジュリー・アンドリュース主演『ビクター/ビクトリア』で映画デビューを果たした頃、ケイト・アバートと結婚。他界するまで43年間結婚生活を送っていた。
そのほか数々のドラマに出演しており、1988年にジュリア・ルイス=ドレイファスと共演した名作シットコム『デイ・バイ・デイ』、1983年から1987年まで4シーズンにわたってゴールデンタイムのドラマ『ノッツ・ランディング』、1990年代末にはアリシア・シルヴァーストーンが主演した1995年の映画『クルーレス』を基にした同名ドラマ、さらに同時期にドラマ『サブリナ』ではメリッサ・ジョーン・ハートらと共演した。
2003年、シットコム『恋するマンハッタン』の初期に放映されたエピソードでアマンダ・バインズとジェニー・ガースと共演したのが、最後の出演となった。