韓国のガールズグループNMIXX(エンミックス)の男性ファンが、レコード販売店でわいせつ行為をした映像をSNSで拡散し、該当店から警告を受け謝罪したと4日、韓国メディアのインサイトが報じた。
記事によると、事態が発生したのは台湾のレコード販売店「ファイブミュージック(五大唱片)」で、同社が1日(現地時間)に公式フェイスブックで声明文を発表した。
ファイブミュージックは「台南(タイナン)市の店舗で、男子大学生がNMIXXのCDを持って、非常に不愉快な行為をした件について、丁重に謝罪する」「(該当人物は)7日以内に当社への謝罪がなければ、訴訟を提起する」と警告。
問題の映像は2月、自身が店内でわいせつ行為をしている様子を映した動画を、SNSに投稿した。映像には、NMIXXのアルバムにキスをしたり、CDを下半身にあてたりするなどの行為が盛り込まれている。動画は瞬く間に拡散され、ネットユーザーから非難の声が続出、ファイブミュージックは遅ればせながらこの事態を把握し、対応に乗り出したのだ。
そして4日、同社はフェイスブックに1枚の写真を掲載。それは、わいせつ行為をした大学生の直筆謝罪文だった。
謝罪文には「去る2月に撮影した該当映像に対し、心より謝罪する」「私は台湾のファイブミュージック店舗で、アルバムに対してわいせつ行為を働き、下半身を触ったり、ジャケットにキスをしたりするなどを行い、店舗に損害を与えてしまった。友人がNMIXXのLILY(リリー)のファンなので、ジョークのためにこのようなわいせつ行為をしてしまった」と書かれている。
そして「当時は考えなしだったし、浅はかだった」と反省する様子を見せた。
ファイブミュージックは「当事者が(警告文を読んで)迅速に会社へ連絡をしてきて、会社と事件関係者に謝罪し詳細な経緯を説明したので、当社はこれ以上、この問題について追及しない」と伝えている。