チャールズ国王は、孫たちとのビデオ通話を通してだけの関係に「満足」していないという。英在住のチャールズ国王は、両親のヘンリー王子とメーガン妃と共に米カリフォルニア州で暮らしているアーチー王子とリリベット王女に滅多に会えないことから、もっと会いたいと切望しているそうだ。
ある関係者は、ザ・ミラー紙に、こう話している。「国王は、彼の孫全員の人生にしっかり関わってゆくと心に決めています。国王は何よりも家族を大切にしていますし、息子との関係がどうであれ、ビデオ通話を通してたまに孫たちと会うだけで満足することは決してありません」
また王室伝記作家イングリッド・スワードも「アーチー王子とリリベット王女に会えないということは、国王にとって非常に悲しいことなのです」「ですから、ヘンリー王子と縁を切ることは絶対ありません。息子の子供たちとはフェイスタイムの関係にはなりたくないのです。国王は孫たちを知り、彼らが自身の知恵から学べるまだ幼いうちに彼らの人生に関わりたいと願っているのです」と語る。
一方で、ヘンリー王子に近しい別の関係者は、国王が孫と親しい関係を持つことに問題はないとして「国王が孫たちの人生に関わることに問題があったことは一度もありませんし、今後も決してありません。ドアは常に開いています」と強調している。
ヘンリー王子とメーガン妃は、2020年に英王室を離脱後、息子アーチー君と共にカナダを経てアメリカに移住、2021年6月にリリベットちゃんが誕生している。
夫妻がオプラ・ウィンフリーとのインタビューやネットフリックス番組、さらにヘンリー王子の回顧録『スペア』で英王室に関して暴露発言をしたことから、夫妻と英王室との間の確執が囁かれているが、今年初めに国王ががんを公表した際には、ヘンリー王子は父親に会うべく急遽イギリスに帰国していた。