“台北のヒンメル”にネット「宅宅の光」と賛辞 「葬送のフリーレン」公式も反応か 顔に傷で表彰式に

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
地下鉄(画像はイメージ=moonrise/stock.adobe.com)
地下鉄(画像はイメージ=moonrise/stock.adobe.com)

 日本における台湾の外交窓口「台北駐日経済文化代表処」が5日、公式X(旧ツイッター)を更新し、台湾の勇敢な若者のニュースを紹介した。

 「先月、台中メトロ車内で男が刃物を振り回す事件が起き、居合わせた乗客らが犯人を取り押さえました」というもの。続けての投降では「その乗客のうち、ある男性は昨日の表彰式で刃物男ともみ合っていた時のことについて『怖かったけど、“勇者ヒンメルならそうした”』とコメントし(※彼は日本の漫画『葬送のフリーレン』のファン)台湾のネットで『宅宅(オタク)の光だ』『ありがとう台中のヒンメル』と話題になりました」と伝えた。

 事件が起きたのは5月21日。メトロ内で暴れた男と約1分の格闘で男性は顔に傷も負った。6月4日の表彰式には、その時の血がついたままのスニーカーを履いて出席していた。

 台湾での話題を素早く察知したのか、「葬送のフリーレン」公式Xは「勇者ヒンメルならそうした時にどうぞ。」とコメントして、連続投稿。フリーレンがフェルンを弟子にするエピソードを掲載した。

 「葬送のフリーレン」は「週刊少年サンデー」に連載中の原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏による人気コミック。2023年からはアニメ化もされている。勇者ヒンメルが魔王を討伐した50年後以降を描いている。ヒンメルとともに戦った魔法使いのエルフ・フリーレンが旅をしながら、さまざまな出会いと別れを繰り返すストーリーだ。

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