元T-ARA（ティアラ）のメンバーアルムが、児童虐待の疑いで検察に送致されたと3日、韓国メディアのDispatch（ディスパッチ）が報じた。
記事によると、京畿（キョンギ）光明（クァンミョン）警察署は最近、アルムを児童虐待、ネグレクト、未成年者略取・誘拐などの疑いで、またアルムの実母を未成年者略取・誘拐の疑いで検察へ送致したという。
アルムは2019年10月に実業家男性と結婚、20年と22年に二児をもうけた。しかし2023年12月、夫と離婚訴訟中であると同時に、新恋人の存在がいることを発表。インスタグラムでは、新恋人と仲むつまじい姿をたびたびアップロードしていた。また、自身のインスタグラムには「夫が子どもに虐待をしていた」と投稿し、夫が子どもたちの顔に唾を吐いたり、排せつ行為をしたりしたと警察に訴えたことを明かしている。
その後の警察の調査によると、アルムの主張は立証が不可能な状態で、アルムの夫に児童福祉法（児童虐待）の疑いが認められず、検察は5月8日に証拠不十分による容疑なしの処分を下したという。
警察は夫よりもむしろ、アルムに対して児童虐待の疑いがあるとみて、検察に送致を決定。検察は、アルム母娘に「住居および、保育園100ｍ以内の接近禁止」の一時的な措置を命じている。
捜査機関は、被害を受けた児童（アルムの実子）の証言が矛盾している事などを不審に思い、専門家に供述分析を依頼。専門家は「アルムによる外圧が（子どもに）作用している可能性が疑われる」と判断した。
アルムは4月、動画配信者になったことを伝えるとともに、恋人と破局したこと、その男性の子どもを妊娠していることを告白。当時、保護施設に預けられているという2人の子どもへ、恋しさを吐露していた。
