れいわ新選組の山本太郎代表が4日、国会内での会見で、衆院東京15区補選(16日告示、28日投開票)への党の対応について「党として、何かしらそれらの候補者に対して、推薦だったり支持を出すということは今のところ考えていません」と明らかにした。
2023年12月の江東区長選で、わいわが支持した酒井菜摘氏がこの日、立憲民主党公認で立候補を表明。くら替え出馬する須藤元気参院議員は、2020年7月の東京都知事選で山本氏を支援した。
山本氏は、須藤氏との関係について「仲がいいほどではない。プライベートでもごはん食べに行ったこともないです。ただ、私が立候補した都知事選に須藤さんからの応援をいただいた。そういった意味では、ひとつ借りがある状態」と説明した。
「個人的な部分に関しては、党内で調整する必要はある。ただ、れいわ新選組として15区の補欠選挙に関して、どなたの候補者も党として応援するということは決定していないし、おそらく決定することにはならないと思う」と強調した。
酒井氏についても「櫛渕さんが応援に入られたのは区長選。次あるのは国政選挙。あんまり違わないように聞こえるけど、大きく違う話。基本的に、国政においての野党共闘はしないという風に宣言しています」とした。