STU48・今村美月 卒業直前の大胆ファースト写真集に感慨「私のすべてを見てください!」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
1st写真集「月の位置」(東京ニュース通信社刊)の発売イベントを行ったSTU48今村美月
1st写真集「月の位置」(東京ニュース通信社刊)の発売イベントを行ったSTU48今村美月

 STU48・今村美月のファースト写真集「月の位置」(東京ニュース通信社)が4日に発売されたことを受け、9日に発売記念イベントが行われた。

 1期生として17年にグループに加入、20年よりキャプテンを務める今村美月。地元・瀬戸内の広島県、岡山県を舞台に撮影が行われ、3泊4日のロケの中には、STU48の活動でゆかりのある広島港や尾道、今村自身初めてとなるゲレンデ、また、のどかなたたずまいを残す島・真鍋島(岡山県)の島宿など、さまざまな場所に出向いた。

 今村のキュートな姿から、大人っぽい表情まで余すことなくたっぷりと収めた写真集。今村は「撮影の際に、カメラマンのHIROKAZUさんに『(その写真の)背景が見えるようなものをたくさん撮りたい』と言っていただいて、見てくださった方に写真集を通して、一つの物語を想像していただけるようなものをつくろうと撮影しました」と振り返った。

 水着姿やランジェリー姿など、アイドル7年目にして“初挑戦”した姿も披露。ランジェリー姿で、特技の書道にチャレンジをしたカットについては「なかなかない経験だったので、面白いなと思いながら撮影させていただきました」と語った。

 お気に入りのカットには、胸元がカットアウトされた大人っぽい衣装でソファーに腰かける1枚をセレクト。「広島のヲルガン座をお借りして撮影した1枚で、撮影を始めたばかりで撮ったカットだったということもあり、まだどのような写真集になるのか、自分でつかみかけているタイミングでした。『こういう雰囲気を出した方がいいよ』と撮影スタッフの方のアドバイスもいただきながら撮る中で、この写真にある“たそがれ感”や憂いのある表情が出せたのかなと思い、お気に入りです」と説明した。

 STU48のメンバーからの反応を「石田みなみちゃんは、写真集を買ってくれて『雰囲気が全部良くて、表情の作り方が好き』と感想を言ってくれました!あとは、信濃宙花ちゃんは、写真集を私に持ってきて『全ページにサインしてください!』と言われて(笑)。写真集は、預かっていて家にあるので、あとで全部のページにサインをして返そうと思います!」と明かし、会場の笑いを誘った。

 今村が慕うAKB48の小田えりなにも、このあとサインを書いて写真集を送る予定だとのこと。直接渡せる機会があれば、なんと言って渡すかと水を向けられると「どうしよう…。ちょっと恥ずかしいんですけど、『私のすべてを見てください!』と言って渡そうと思います(笑)」とはにかんだ。

 撮影前にダイエット等の準備する芸能人が多いが、今村は「『ありのままで挑もう!』、『今の自分を残しておこう!』と思って挑んだので、特別にこれをしたということはありません。ただ、写真集が決まってから撮影に入る間に、クリスマスやお正月を挟んでいたこともあり、耐えきれずに、ケーキとかを食べてしまって…。その後からちょっとずつお菓子は控えましたね(笑)」と、ユーモアを交えて告白した。

 写真集の自己採点を問われると、少し悩んだ後に「出来上がった写真集を自分で見ていても、自分じゃないと感じるくらい奇麗に撮影をしていただいたので満点です!でも、美月という名前なので、『満月です!』と言わせてください」と宣言。大満足の出来栄えの1冊になったようだ。

 3月31日に広島・広島国際会議場フェニックスホールで開催される卒業コンサートでの卒業が決まっている今村。卒業を控えた心境を聞かれると、「昨年の12月に卒業を発表させていただいたんですが、発表してからの時間は、本当にあっという間に過ぎていって、正直、少し焦っている部分もあります。ただ発表をしてから、STU48として活動をしてきた7年間を思い返すことが多く、本当に幸せな7年間だったなと感じていますね。最後まで皆さんと笑顔で一緒の時間を過ごせたらいいなと今は思っています」とほほえんだ。

 また「セットリストも全部自分が考えて、自分のやりたかったことを詰め込んだ卒業コンサートにするつもりです。『STU48をやりきる』という一つの大きなテーマと、あとは出演してくれるメンバーみんなの良さを出しつつ、一番は観てくださる方に喜んでもらえるようなコンサートを作ろうという気持ちで、当日、観た人たちが寂しい気持ちではなく、明るい気持ちで終われたらいいなと思っています」と意気込みを語った。

 最後に、グループを卒業した後の活動に話が及ぶと「私の将来の一番の夢は、ミュージカルに出ることなので、そこに向けてしっかり自分の実力をもっともっと伸ばしていけたらいいなと思ってます。具体的な目標としては、帝国劇場にいつか立てたらいいなと思っています!」と今後の抱負を語り、会見を締め括った。

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