クリントン元米大統領との不倫スキャンダルのモニカ・ルインスキー(50)がファッションブランドと共に若者の選挙参加を促している。1990年代にその名を世界中に知られ、現在はいじめ反対の活動家として知られるモニカが、女性ファッションブランド、リフォーメーションのキャンペーンに登場した。
ワークウェアのキャンペーン「ユーヴ・ゴット・ザ・パワー」はオンラインでの有権者登録を支援する非営利団体Vote.orgとパートナシップを組み展開、今年の大統領選挙に向けて投票の力を人々に訴えている。
モニカはリフォーメーションのサイトにこう声明を発表している。「投票とはあなたの声を使い届けること。民主主義を最も明確に定義するものです」「これからの4年間不満を言いたければ、外に出て投票に行ってください」
ビル・クリントンとの不倫がメディアを賑わした当時、ホワイトハウスのインターンだったモニカは22歳で、大統領だったビルは始めモニカとの関係を繰り返し否定していたものの、その後「不適切な肉体的接触があった」と認めていた。
今回のキャンペーンでモニカはレザーのトレンチコートや赤のドレス、オフィスウェアなどを着てポーズを決めている。
同ブランドは「本当に重要な選挙の年ですが大組織への信頼は著しく低いです」「私たちはそれを理解しています。ただ投票に行こうと皆さん言うようなブランドにはなりたくありません。よって私たちはVote.orgの専門家たちとパートナーを組みました」と説明、キャンペーンの一環として今回Vote.orgに2万5000ドル(約380万円)を寄付している。