グラビアアイドルの桐山瑠衣(33)が20日、都内でデビュー15周年記念写真集「Applause」(徳間書店)の発売記念イベントを行い、開始前に取材に応じた
3作目となる写真集は昨年10月、最大露出をテーマに沖縄で撮影。「川での撮影の時に虻に刺されて一端ストップになってしまった。今でも痕が残っています」と振り返り「ファンの方から美しかったという声をいただきました」と手応えを口にした。
写真集には漫画家、イラストレーター9人が桐山を描いたイラストも収録された。15周年を迎えた昨年1月、SNSを通して「天野めぐみはスキだらけ!」で知られる漫画家・ねこぐち氏と交流。イラストでのコラボ企画が立ち上がり、自ら作家との交渉を行った。「東京大学物語」「まじかる☆タルるートくん」の江川達也氏、「GTO」「湘南純愛組!」の藤沢とおる氏、「サイレントメビウス」の麻宮騎亜氏らビッグネームが並んだ。
江川氏と対面した際を「二の腕をほめてもらいました。優しい方でした」と振り返りつつ「コンプレックスですけど」と笑った。イラストは胸の谷間からタルるートが顔を出すもの。「見た瞬間に『遊ばれてる、私』っていう喜びがありました。まさか自分の谷間にタルるートくんが」と、うれしそうに語った。
グラビアを長年続けられた秘けつを問われると「頑張りすぎると息切れしてしまう。『緩く頑張る』っていうのを大切にしています」と答えた。思い出の仕事はドリフトチームのイメージガールを務めたこと、映画「天然華汁さやか」で主演したことを挙げ「グラビアを始めたことで夢が現実になった」と話した。
コンプライアンスの声が高まり、グラビア界は厳しい状況にある。それでも「グラビアアイドルだけではお仕事が難しい。新しく挑戦できるきっかけをつくりたい」と前を向いた。今回のイラスト企画のように、他業種とグラドルとのコラボを思い描く。「賛否分かれるかもしれない」と前置きした上で、「私が甘いものを食べる時、(それを見る)お客さんとかが何か幸せそうな顔をしていました。甘いものを食べるグラビアアイドルは人を幸せにできると思うんです」と、デザート関係とのコラボに意欲を示した。
これまでの歩みで成長したことを問われると「デビュー当時はHカップ。今はKカップ、1番大きくなったところはそこかな」とニッコリ。グラドル界への貢献を誓いつつ、最後は朗らかに〝緩く〟締めくくっていた。