林下詩美&上谷沙弥 刀羅&渡辺を返り討ちでゴッデスV1防衛‼「大江戸隊とこれで決着。次の夢に進む」

山本 鋼平 山本 鋼平
ゴッデス王座初防衛に成功した林下詩美(左)と上谷沙弥=両国国技館
ゴッデス王座初防衛に成功した林下詩美(左)と上谷沙弥=両国国技館

 スターダムの年内最終興行「STARDOM DREAM QUEENDOM 2023」(29日、東京・両国国技館)が行われ、ゴッデス選手権試合は林下詩美&上谷沙弥の王者組が、挑戦者の刀羅ナツコ&渡辺桃を撃破し、初防衛を達成した。16分22秒、林下がトーチャーラックボムからのエビ固めで渡辺から3カウントを奪った。

 絶体絶命の危機から逆転した。林下は渡辺の毒霧で視界を奪われ、刀羅のスワトーン・ボムでフォール寸前に追い込まれた。ここで沈黙していた上谷が奮起し、相手組をまとめて浴びせ蹴りで場外に蹴散らし、スワン式プランチャで渡辺を静止。孤立した刀羅にマジックキラーなど連携技、合体技を追い込み、最後は救出に登場した渡辺を担ぎ上げ、旋回式にマットにたたきつけるボムで葬った。

 今年6月にはクイーンクエストと大江戸隊の全面対抗戦を金網マッチの末勝利し、今回はゴッデス選手権で返り討ちにした王者組。林下はリング上で「大江戸隊とこれで決着ついたよな。私は次の新しい夢に進みます」と宣言した。

 バックステージに引き上げた林下は、改めて「無事防衛に成功した。金網マッチも勝って、きょうも勝ちました。これで大江戸隊との決着はついたでしょう。もうあいつらに構っている暇はない。次の夢に進みたい」と宣言。上谷も「大江戸隊とはこれで区切り。まだまだ最高の景色を一緒に見に行きましょう」と呼応した。無言で引き上げた大江戸隊。このまま決着してしまうのだろうか。

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