薬物の使用容疑で警察に立件されていたBIGBANGのG-DRAGONは最終的に無嫌疑処分を受けたと19日、韓国メディアが一斉に報じた。
記事によると、仁川(インチョン)警察庁麻薬捜査隊が18日にG-DRAGONを〝嫌疑なし〟で不送致としたという。
G-DRAGONは10月、同警察庁から薬物使用法律違反の疑いで不拘束立件されるが、当人は「事実無根」と完全否定。自主的に警察へ出頭し簡易検査をはじめとする毛髪精密検査などを行い、いずれも陰性判定に。そのため、警察が風俗店女性室長の陳述のみで無謀な捜査を行ったのではと、大衆から批判の声が出始めていた。
捜査から約2カ月、G-DRAGONはようやく〝薬物疑惑〟から解放されることとなった。
そんな中「G-DRAGONがYGエンターテインメント(以下、TG)と再契約を締結し、歌手活動を再開する可能性が高まっている」と一部で報じられ、ファンの関心を集めた。
韓国メディアのスポーツソウルは20日、業界関係者による証言を記載。「G-DRAGONはGalaxy(ギャラクシー)と専属契約に関する話し合いをしたが、締結したといううわさは事実ではない」と言及したことから、YG再契約説が浮上したとの見方だ。
一連の報道を受け、韓国メディアのイーデイリーはYG関係者に電話取材を行ったが「確認することは難しい」と明言を避けたことを伝えた。
G-DRAGONは9月、自身のインスタグラムに「WELCOMES G-DRAGON」と書かれていると推測される電光掲示板の写真を投稿。この建物はワーナーミュージック本社であり、同社はすでに所属アーティストの中にG-DRAGONを掲載、本人も専属契約を結んだことを示唆していた。
さらに同月、YGが「G-DRAGON」という商標に対して、商標権存続期間の更新登録申請書を提出したことが判明し、G-DRAGONの去就については現在情報が錯綜(さくそう)している状態だ。