英国の歌手フィル・コリンズ(72)が愛用していた品々が、元妻によって400万ドル(約6億円)のオークションにかけられるという。
フィルは、1999年にオリアンヌ・シーヴェイさん(49)と結婚し、2人の子供をもうけた後、2006年に別居、2年後に2500万ポンド(当時約50億円)という英国史上最高額の慰謝料を払って離婚が成立している。その後復縁したものの、オリアンヌさんが年下の男性男性と極秘婚したことから泥沼裁判になっていた。
今回、売却されるものは、専門家によると純益で400万ドルになるそうで、オリアンヌさんはページ・シックスにこう語っている。「これらの大切な品々を手放すのは心苦しいのですが、最近家を小さくしたので、単に多くのものを置くスペースがないというだけなのです。これらは私たちが最も大切にしている家族の財産の一部です」
オークションには、フィルのヤマハのピアノや、ワーリッツァー・ジュークボックスなどが出品され、マイアミを拠点とするコドナー・オークション・ギャラリーによって競売にかけられる。
同ギャララリーのサイトによると、今回のロットは298万7500ドル(約4億4千万円)から430万7200ドル(約6億4千万円)の価値があると推定されている。
オリアンヌさんは、ヤマハのピアノは家族のもので、フィルが息子ニコラス(22)に弾き方を教えるのに使っていたと明かしてもいた。ちなみにオリアンヌさんとフィルにはもう一人の息子マシュー(18)もおり、このピアノは最高10万ドル(約1億5千万円)で売れる可能性があるという。
また、オリアンヌさんは「シャネルの膨大なコレクションもオークションに出品します。2001年にコレクションを始めた時、私はシャネルの一番の顧客で、500足以上の靴をコレクションしていました」と続けていた