JO1川西&鶴房「いろいろあったなあ~」デビュー4年 メンバーの関係性「ライバル意識はないです」

中江 寿 中江 寿
JO1・川西拓実(左)と鶴房汐恩(撮影・石井剣太郎)
JO1・川西拓実(左)と鶴房汐恩(撮影・石井剣太郎)

 11人組グローバルボーイズグループ「JO1」の川西拓実(24)と鶴房汐恩(22)がこのほど、大阪市内でよろず~ニュースの取材に応じた。11月24、25日に初となる京セラドーム大阪公演への抱負、デビューからこれまでの道のり、仲間に対する思いを語った。

 ―JO1初の京セラドーム大阪での公演について意気込みを。

 鶴房「憧れのアーティストさんとかが立ってきたステージに、立てるのがうれしいです。それに、JAM(ファンの呼称)の方と一緒に、時間を共有できるのが一番、うれしいですね」

 川西「僕が初めてライブを見た場所が京セラドームで。誰?いや、秘密なんですけど(笑)。僕もこういうステージに立ちたいと思って、オーディションを受けたりしたので…。僕の夢だったので、必ず成功させます」

 ―初めてということで、いろいろ仕掛けもあると思いますが。

 川西「準備しているものはたくさんあります。いろんな変化があると思うんで、アリーナに来た人も全然楽しめる、そうしたものになっています」

 ―2020年3月デビューから4年。これまでの活動を振り返って。

 川西&鶴房「いろいろあったなあ~」

 ―印象に残っていることは。

 鶴房「コロナの最初の時期におうち時間という言葉があったじゃないですか。ちょうど僕らのデビューの時と重なっていて。その時に『無限大』や『La Pa Pa Pam』とかの楽曲のダンスを、一人一人の部屋で撮影していましたね」

 川西「つなげてミュージックビデオ風にして。懐かしい。つながってはいるんですけど、画質とかは全然で…。多分、スマホで撮影したのかな」

 鶴房「デビュー当初、お金がなかったということで」

 川西「本当にそうなんですよ。あとYouTubeでメンバーそれぞれがメンバーカラーの味のジャムを作るという企画があって。やっぱり、そういうのがあったからこそ、今につながるところがあると思います」

 ―昨年は初のアリーナツアーを成功させ、紅白歌合戦に初出場。紅白はさまざまなジャンルのアーティストと一緒。どうでしたか。

 鶴房「すごかったですね」

 川西「すごかった。あんなのは初めてです」

 ―そのすごさとは。

 鶴房「大御所の方、憧れの方、好きなアーティストの方がいっぱいて。僕らがいる隙間がないくらい、壁にガーッと押しつぶされている感じでした。でも、メンバー全員、爪痕を残そうと思っていたんじゃないですか」

 川西「それこそ本当に爪痕を残そうというか、見てくださっている方に、何か伝えたいっていう思いはありました」

 鶴房「テレビの向こう側の人、僕たちを知らない人に、少しでも見てもらおうという気持ちはありました」

 ―多くの経験を重ねて成長した点はありますか。

 川西「過去のダンス動画を見るとめちゃくちゃ分かりやすくて。〝これはナシやわあ~〟という動画が結構、YouTubeに練習動画として上がっているんですけど〝ちょっと恥ずかしいなあ〟と思いながら〝もっと頑張らないと〟と思います」

 鶴房「僕は歌とかラップとかですね。デビュー当初の曲を聴いたら恥ずかしくて…。〝もう一回、レコーディングしたい〟〝今やったら、もうちょっとできるのに〟と思ったりします」

 ―着実に成長している。

 川西「自分が求めているもの、こうなりたいものを目指している過程だと思います」

 鶴房「新しい夢がどんどん出てくるので。目指したいものは定かではないですね」

 ―鶴房さんは〝暴走系〟と言われるが。

 鶴房「テレビで放送できないことはしません(笑)。ムードメーカー?でもないですねえ」

 川西「僕が勝手に思っているだけかもしれないですけど、(鶴房が)いる時といない時では、グループの雰囲気が全然違うとは思っています」

 ―どのように。

 川西「いると雰囲気が和むというか、いるだけで和むんですよね。そういう役割で暴走なのかな(笑)」

 鶴房「確かにそうですね。シリアスな雰囲気を一気に和やかな雰囲気にしたいなあと」

 ―メンバー11人の大所帯。お互いにライバル意識というか、刺激とかは。

 川西「個人的にですけど全くないです。ライバル意識とか〝ここは負けたくない〟とかはないです。アドバイスはもらいます。ダンス、パフォーマンスに関しては、メンバーお互いに誰でも言い合えるとは思います」

 鶴房「僕もライバル意識はないですね。皆無です。なんか、楽しくやりたいなあと。仕事ですけど、仕事と考えず、できたら趣味みたいな感じでやりたいなあとは思いますね」

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