声優でバイク女子の夜道雪 大胆写真集からの新規ファンに刺激「新しいバイクブーム起こしたい」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
夜道雪
夜道雪

 声優の夜道雪が17日、都内でセカンド写真集「こいしき」(KADOKAWA)の発売記念イベントを開いた。ファンとの交流を得て、新たな刺激を受けた。

 15日の発売後、一部オンライン書店では品切れになるなど好スタートを切った今作。撮影は7月に鹿児島で行われ、主人公・小熊を演じた人気アニメ「スーパーカブ」のエピソードと同様に、本土最南端の佐多岬を目指す〝夜道雪、ひと夏の旅〟が描かれる。水着、ランジェリーなど大胆カットにも挑戦。旅先の景観、宿泊先の空間で、目まぐるしく変わる23歳の素顔とグラビアが収められた。

 夜道は目を丸くして、うれしそうに語った。「これまでもイベントを行ってきたんですけど、きょうは写真集で私を知ってくれたという方が多くて、6割くらいは初めてお会いしました。写真集が好調だと聞いてうれしいし、その効果は大きいと感じました」。グラビアの仕事が持つ力をかみしめた。

 北海道・札幌市出身。14歳で芸能活動を開始し、18歳で声優を志して上京。養成所に入り演技を磨く一方、高校時代からのバイク女子で、現在は9台を所有。運転動画などを自身のYouTubeチャンネルに投稿するほか、eスポーツ、歌手などマルチに活動。最近は車の運転にも魅力を感じているという。

 グラビアに関しては「バイクのイメージが強いんですけど、車の運転も大好き。スポーツカーと一緒のシチュエーションでの撮影に興味があります。そして夜道雪という名前通り、地元の北海道で雪の降る夜のグラビアもいいですね。寒さへの強さには、自信があります」と今後の夢を語った。一方で、自身のアイデンティティーのより所となっているバイク愛も熱く語った。

 「学生時代、バイクに乗っているのは男女ともに私だけでした。暴走族や排気ガスなどマイナスのイメージが強いですけど、私が生まれていない30年以上前は峠で若者がバイクを楽しんでいたと聞いて、すごくうらやましかった。危険な部分もあるけれど、とても楽しい乗り物。体が小さくて女の私でも、バイクに乗って楽しめている。その魅力を広めて、新しいバイクブームをつくりたい」

 バイク関連の雑誌、イベントにも度々登場している夜道ならではの目標。スーパーカブに乗る小熊、白バイを駆る姫野莇美を演じた今春のテレビアニメ「六道の悪女たち」など、その情熱は声優業にも生きている。

 声優としても、さらなる成長を目指す。「特技が役立っている点はうれしいけれど、今度はバイクから遠いキャラも演じたい。ギャグ、コメディー作品に出演したいです」と先を見据えた。好調な新作写真集を追い風に、マルチな活動の幅を広げ、各取り組みの深化も目指していく。

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