★「ザ・グローリー」いじめ加害者役の女優 学生時代に悪名高い暴行サークルに所属 処分も受ける

椎 美雪 椎 美雪
キム・ヒオラ(出典:キム・ヒオラ Instagram)
キム・ヒオラ(出典:キム・ヒオラ Instagram)

 韓国ドラマ「ザ・グローリー」「悪霊狩猟団: カウンターズ2」などに出演し、女優としてのキャリアを着実に積み重ねているキム・ヒオラが、学生時代に校内暴力サークルに所属していたことが暴露された。

 韓国メディアのDispatch(ディスパッチ)は6日、キム・ヒオラが中学生時代(2004年ころ)に校内暴力サークル“ビッグサンジ”メンバーとして活動していた事実を、単独で報道。当時キム・ヒオラは、生徒にたばこを盗んで来るよう強要し、さらにお金をだまし取ったと言われている。“ビッグサンジ”とは、恐喝、暴行、暴言などで悪名高い団体として知られていたという。

 そんなキム・ヒオラは、同メディアを通して「“ビッグサンジ”で活動していたことは認めるが、暴行や暴言には参加していない」と主張。また“ビッグサンジ”は暴力サークルではないと反論し、「仲の良い友人たちと作った、オンラインカフェレベルの軽い交流をしていた」と伝えた。

 加えて「私は暴行も暴言もやってないのに、どうして(私の)名前が出たのか。そんな主導を握ったことはないのに。でも今は(暴行や暴言を)傍観していたことは、大きな過ちだったと思っている」と弁明。

 そしてキム・ヒオラの所属事務所は「突然のニュースに、多くの方たちへご心配をおかけしてしまい、申し訳ない」とコメントしている。

 しかし大衆の反応は冷ややかだ。ネットユーザーはキム・ヒオラが「ザ・グローリー」でいじめ加害者を演じていたことを踏まえ「(暴力)経験者だった」と反応。窃盗強要を否定しているが、その言葉に真実味がないとしている。なぜなら、キム・ヒオラがその当時“社会奉仕処分”を受けているためだ。

 ある投稿者は「2004年と言えば、ソウルで校内体罰が横行していた時期だ。地方も例外ではない。中学校でも頬をたたかれた」として「大半の教師たちが(生徒の悪事を)体罰で終わらせていたのに“社会奉仕処分”が下されたなら、相当の問題を起こしたということ」とつづり、共感を得ている。

 この話題が大きくなると、事務所側は9月末に行われる予定だったキム・ヒオラの「悪霊狩猟団: カウンターズ2」インタビューの中止を発表。「学校暴力関連の立場を整理中だ」と付け加えた。

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