俳優のジェイソン・モモアが、故郷ハワイのマウイ島で起きた山火事で多くの犠牲者が出ていることに対し「酷いショックを受け、悲しみに打ちひしがれている」と語った。干ばつ状態とハリケーンの強風が原因とされる山火事では現在のところ55人の死亡が確認されている。
「アクアマン」などで知られるホノルル生まれのジェイソンは、ハワイ・コミュニティ財団マウイ郡ストロング基金へのリンクをインスタグラムで共有して支援金の寄付を呼び掛けると共に「我々は最近の山火事の被害を受けたマウイ島の友人やオハナ(家族)を想い、酷くショックを受け悲しみに打ちひしがれている」と綴ったほか、マウイ島の人々の窮状を伝え、支援を呼び掛けた地元の非営利団体アイナ・モモナの投稿を共有している。
今回の山火事では、フリートウッド・マックのミック・フリートウッドのレストランも被害に遭っており、X(旧ツイッター)に「マウイとラハイナのコミュニティに、私は数十年間暮らしてきた。これはマウイにとって打撃的な瞬間であり、多くが想像を絶する喪失に苦しんでいる。フリートウッズ・オン・フロント・ストリートが失われた。私達は悲しみに打ちひしがれている一方で、最優先事項は、私達の愛するスタッフやチームメンバーの安全だ。私と私の家族から、マウイの人々への心からの想いと祈りを共有したい。私達は、コミュニティやこの大災害の被害に遭った人々を、今後数日間、数カ月間、長年に渡り支援するべく最大の努力をしてゆくつもりだ」と投稿した。
8日にマウイ島とハワイ島で始まった山火事では、多数の住人や観光客が避難、数百の家屋が被害に遭っているほか、約1000人が行方不明となっているという。
一方でマウイ島に家を持つオプラ・ウィンフリーは10日、体育館で避難生活を送る人々に枕やオムツなどの生活用品を届けていた。