ハリウッド女優のミシェル・ヨー(60)が、婚約から約20年を経て、長年連れ添ってきた元フェラーリCEOのジャン・トッド(77)と結婚した。27日、スイスのジュネーブで友人や愛する人たちに見守られながら挙式した2人は、2004年6月4日に上海で出会い、僅か1カ月余り後の7月24日にプロポーズの運びとなったものの、結婚までには6992日かかったという。
2人の写真と共に「この特別な瞬間を一緒に祝うことができてとても幸せです!」と書かれた金枠入りの手紙を、ブラジルのF1レーサー、フェリペ・マッサ(42)がインスタグラムにシェア、「結婚おめでとう。ジャン・トッド ミシェル・ヨー 愛してるよ」と祝福している。
仏教徒であるミシェルは以前、1988年から1992年までハーヴェイ・ニコルズなどのオーナーだったディクソン・プーンとの最初の結婚に終止符を打った理由として、子供ができないことを挙げていた。ミシェルは家庭を持ちたいと思い、女優業を休んでまで挑戦したものの、何度か失敗し、映画のキャリアに戻ったという。
ミシェルは以前バッスルにこう語っていた。「結果的に、私は(子供を)持つことができなかった。正直に言うと、10年後に苦い思いをしたくなかった。アジアの家庭では、息子や娘は拡張であり、遺産だから。そして、(子供を持てないという)現実を目の当たりにしたら、それに対処しなければならない。投げつけられるカーブボールに対処することなのよ」
ちなみにミシェルはジャンと出会う前の1998年にアメリカ人心臓専門医のアラン・ヘルドマンと婚約していた。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』エヴリン・ワン役でアジア人初のアカデミー主演女優賞を受賞した数ヵ月後に結婚したミシェル、受賞に関して最高のことは、アジア人っぽいキャラクター以外の台本ももらえるようになったことだとカンヌ国際映画祭で明かしていた。