高校の部活動、厳しすぎるルールは悪影響? 6割超が「髪形自由で参加意欲、パフォーマンス向上につながる」

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
画像はイメージです(metamorworks/stock.adobe.com)
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 化粧品メーカーの株式会社マンダムはこのほど、高校時代に部活経験のある20~40代の男女1314人に対し、部活動のルールに関する調査を実施した。

 高校時代、部活動において「髪・身だしなみ・おしゃれのルール」(所属している以外の部活も可)の有無を聞くと、54.9%が「あった」で多数派となった。年代別で見ると、20代の65.5%、30代の58.5%、40代の40.7%が「あった」と回答。20代と40代の差が24.8%という結果になり、同社担当者は「時代とともに、明文化されている校則については時代や社会状況に合わせて近年急速にアップデートされている一方で、部活のルールについては明文化されていないものも多いため慣習として残っているのかもしれません」と推測した。

 続けて、ルールが「あった」と回答した722人に「それはどのようなジャンルのルールですか?」と聞くと、「髪の長さ・短さ」が59.0%で最も多く、僅差で「カラーやパーマ」(55.8%)が続いた。3位も「髪形(前髪処理やまとめ髪のやり方など含む)」(42.5%)で、上位3つが髪に関する内容だった。4位以下は、メークや日焼け止めなど化粧品の使用(32.7%)、スタイリング剤の使用(29.1%)などが続いた。

 最後に、「部活動を行う中で、髪の長さや髪形で自己表現をできることが部活参加意欲アップや競技等のパフォーマンスアップにつながると思うか?」と聞いたところ、「強く影響すると思う」(17.2%)、「やや影響すると思う」(47.5%)を合算した64.7%が”好影響派”という結果になった。年代別で見ると、”好影響派”は、20代が71.6%、30代が67.9%、40台が54.5%で、どれも過半数を占めた。

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