磯山さやか39歳 還暦までグラビア継続!?「いけるよって言われます」結婚相手の理想像「だんだんなくなって」

中江 寿 中江 寿

 タレントの磯山さやか(39)がこのほど、神戸市内でよろず~ニュースのインタビューに応じた。劇団東京乾電池の俳優・吉橋航也(43)とのW主演映画「愛のこむらがえり」が6月23日より順次公開中。映画に対する思い、結婚観、これからの目標などを語った。

 同棲8年目の崖っぷちカップルが映画製作の夢をかなえるため奮闘するコメディー。18年ぶりに映画で主演を務めることについて、「不安というか、なんで自分なんだろうと思う方が大きかったですね。主演!と聞いたとき、そのワードが衝撃過ぎて」と驚きを隠せなかったという。

 演じるのは、夢と現実の間でもがく映画監督を励ますヒロイン。「監督から怒っているシーンでも優しさを忘れないでと言われるんですけど、優しさの兼ね合いが難しかったですね」と役作りでの苦労を明かす。キャラクターについては、「好きな人のためには、私もすごく尽くしたり、応援したりとかはしてきました」と重なる部分もありつつ、「自分の夢として、生活水準を落としまで応援できるかいうと、そこまでできるかなあと。同棲も8年でしょう。待てるかなあ」と続けた。

 現在39歳。「セリフに『結婚が全てじゃない』というのがあって、それはホントにそうなんだと感じます。年齢的に子どもを授かる、授からないを考えなければ、結婚っていつでもいいかなと。昔は絶対に結婚して家族をつくるのが普通だと思っていたのですけど、そうでない選択肢も生まれました」。自身の結婚観にも変化が生まれた。

 理想のタイプについては「だんだんなくなってくるんですよねえ」と具体的なこだわりはあまりない様子。「相手が会社に勤めているような方だったら、毎日おうちにいるよりも、たまに出張に行ってくれるような。お互いの時間も作れるので。ただ、結婚はしたことがないので、ホントにいいのか分からないですけど。ちょっと家を空けてくれる人がいいですね」と笑う。

 2000年にグラビアデビューから芸能生活は20年以上。バラエティー、女優など活動の幅も広がった。グラビアを続けようと思わせてくれたカメラマン、バラティで共演した志村けんさん、ラジオの世界に導いた高田文夫…。多くの人に支えられてきた。「おじさんばかりですけど(笑)。年齢、年齢でいい出会いがありましたね。ラッキーなんでしょうね」と周囲に感謝する。

 グラビアといえば、女優の宮崎美子が61歳で40年ぶりのビキニ姿を披露して話題になったこともあった。「宮崎さんがしていただいたおかげで、言われるんですよ。いけるよ、60歳までいけるよ!って」と周囲からの要望も。「求めてくださる人がいるからこそできるっていうのがあるので、自分の気持ちと求めてくださる人の気持ちが、何とか寄り添える時までは、できたらいいなあ」と続けていく構えだ。

 2021年には独立して事務所を設立。今後の活動についても、いろいろな思いを巡らせている。「自分が楽しく仕事ができればいいのはありますが、会社も作りましたし、誰かの成長をみたいというのもありますね。これまで女性のケアのプロデュース業もやっていたのですけど、動物のチャリティーグッズなどを作って、そういうお手伝いができたらなとも思います」。さらなる活躍の場を求めていく。

 ◆磯山さやか(いそやま・さやか)1983年10月23日生まれ、茨城県出身。いばらき大使。2000年にグラビアでデビュー。2005年には『まいっちんぐマチコ!ビギンズ』で映画初主演を飾る。テレビドラマ、映画をはじめ、バラエティーやラジオ、舞台など多方面で活躍中。

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