元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が2日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、史上最年少で七冠を達成した藤井聡太名人について「将棋界の大谷選手のようなイメージ」と絶賛しつつ、将棋界のタイトルの多さに、藤井名人の過密スケジュールを心配した。
番組では藤井名人誕生のニュースを取り上げた。8タイトル中、7タイトルを獲得し、残りは王座のみ。早ければ今秋にも八冠独占の可能性もあると伝えた。
これに一茂は「安易には言えないけど、将棋界の大谷選手のようなイメージ」と感心し「将棋マーケットを相当広げているんじゃないか」とその影響力の大きさを指摘した。
ただ「八冠というのがピンとこなくて。なんでこんなにタイトルがあるのか」と首をかしげ、「ボクシングなら(階級があって)同じルール」「将棋は年齢差、体重差無くルールは一つですよね?にも関わらずこんなにタイトルがあるとどうなのかなと。一つ何か秀でていれば、この人が一番強いと言ってくれた方がわかりやすいけど、どうなんだろう」と話した。
羽鳥アナはタイトルが増えたのは「新聞社がどんどんタイトルを作っていったから」と説明。一茂はタイトルが多いため、七冠の藤井名人のスケジュールを心配。「なんかこれだけの過密スケジュール、毎週日本シリーズをやってるようなもの。その間に雑務やイベントも…。若いとは言え、体力も心配だから大事に育てて欲しい」と将棋界に呼びかけていた。