米実力派俳優 がん闘病中に新型コロナにも感染「がんはコロナに比べて何でもない」

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写真はイメージです(Halfpoint/stock.adobe.com)
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 米国の俳優ジェフ・ブリッジス(73)が、がんは新型コロナウイルスに比べれば「何でもない」と持論を明かした。2020年10月に非ホジキンスリンパ腫を診断され、化学療法を受けている最中に新型コロナウイルスに感染したジェフは、両方の病気と闘うのに苦労したという。

 ジェフはAARP・ザ・マガジン誌にこう語った。「化学療法施設から、新型コロナウイルスに感染したと手紙が届いたんだ。僕には新型コロナと闘うだけの免疫力がなかった。化学療法で免疫系を一掃してしまったんだ。本当に、本当に大変なことになった。僕にとって、がんは新型コロナに比べれば何でもないものだったよ」

 長期入院を余儀なくされたジェフは、支えてくれた妻のスーザン・ゲストンについて、「妻のスーは僕の絶対的なチャンピオンだった。彼女は人工呼吸器から遠ざけるために本当に戦ってくれた。僕は人工呼吸器をつけたくなかったし、医師も必ずしもそれを望まなかった。でも、スーが断固として反対したんだ」と称賛した。

 一方、映画『ビッグ・リボウスキ』で知られるジェフは、「もう二度と働けないと思っていたよ、本当に。だから、最初は『まあ、様子を見よう』と言っていたんだ。でも、そのうち、『できるかもしれない』と思うようになった」「正直なところ、まだ仕事に戻るのは怖かった。それでも、これは与えられた贈り物なんだと思うようになったんだ」と明かしていた。

 また、がんの初期症状では、地べたでの運動をしている際に胃に「骨のようなものを感じた」ため、妻から医者に診てもらうように促されたことを振り返っていた。

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