決勝はアメリカ戦!漫画「MAJOR」がとうとう現実に ネットでは〝フィクション越え〟に期待の声

松田 和城 松田 和城
 ペッパーミル・パフォーマンスをする大谷
 ペッパーミル・パフォーマンスをする大谷

 WBC侍ジャパンが21日、準決勝メキシコ戦で6-5でサヨナラ勝ちし、22日の決勝戦に駒を進めた。決勝で初めてアメリカとぶつかる。満田拓也氏による人気野球漫画「MAJOR」(小学館)の野球W杯編と重なる展開で、ネット上では〝フィクション越え〟に期待する声が上がっている。

 「MAJOR」では主人公・茂野吾郎が、途中から日本代表チームのクローザーとして活躍。160キロを超える直球とジャイロフォークを武器に強豪国の打者たちをねじ伏せていった。決勝の相手・アメリカは、プロ野球選手だった吾郎の父・本田茂治が死亡するきっかけとなる頭部死球を与えた、ジョー・ギブソンと息子のギブソンジュニア擁する因縁の相手。延長16回までもつれる熱戦が描かれた。

 規格外の活躍を見せる大谷翔平はこれまでもたびたび、2次元と3次元の枠を超えて茂野と比較されてきた。21日の試合後のインタビューで大谷は、明日の決勝で展開次第では登板する可能性があることを示唆。ネット上ではそんな大谷を茂野に重ね、「160キロ超えの主人公がクローザーとして登板は『MAJOR』であった夢物語やでw」「吾郎が抑えみたいな世界線をリアルで見ることができるかもしれない」など期待の声が上がった。

 なお漫画では延長16回、茂野がギブソンジュニアにサヨナラ満塁ホームランを打たれアメリカに敗戦するため「最後の結末だけ漫画と違うようにしてくれれば」「勝利となれば完全に漫画越えになる」「結末だけは似ないでね」との声が寄せられた。

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