人気映画監督 トム・クルーズの低身長をジョークに「トムは大丈夫じゃない」

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ジャド・アパトー監督
ジャド・アパトー監督

 『40歳の童貞男』などのコメディー映画で知られるジャド・アパトー監督(55)が、18日に開催された全米監督協会賞(DGA)でトム・クルーズ(60)の身長をネタにした。トムより2インチ(5センチ)ほど背が高いアパトー監督が、トムがスタントシーンで有名なのは、自身の身長から関心をそらすためだと冗談を飛ばしたかたちだ。

 「『(トップガン)マーヴェリック』の視覚効果は最高すぎて、トム・クルーズが操縦桿に届くように電話帳の束に座っているのが見えなかった。だからトムは、いつも高層ビルから飛び降りるんだ。100階建てのビルからなら身長が分からないからね。飛行機の翼にいつも一人で立っているのもそれが理由だ。横の人と比べられたくないからね」

 「トムは大丈夫じゃない。何かおかしい。誰かCGIっていうのを彼に説明する必要がある。スタントをする必要はないってね。グリーンスクリーンの前でやっても全く同じに見える。60歳なんだから落ち着けってね」

 またトムが宗教団体サイエントロジーの最も有名なセレブ信者の1人であることも引き合いに出し、「毎回彼が新しいスタントをする度に、サイエントロジーのCMのように感じる。本当にそうなんだ。それって(同団体独自の精神治療法である)ダイアネティックスにあるのかい?(ユダヤ教の)トーラーには、崖から飛び降りることに関しては書かれてないからね。彼が唯一恐れているのは、共同で子育てすることと、抗うつ剤のようだ。もしトム・クルーズが抗うつ剤を飲んだら、『バイクに乗って崖から飛び降りるなんてしない。どうして働くんだ。僕は金持ちだ』ってなると思うかい」と続けた。

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