ガーシー参院議員、8日にも懲罰委員会に N党・浜田聡参院議員「国会に出てきていないのに登院停止はバカバカしい」

杉田 康人 杉田 康人
ガーシーこと東谷義和氏
ガーシーこと東谷義和氏

 NHK党の立花孝志党首(55)は3日、国会内で行われた党の定例会見で、ガーシー参院議員(51)に尾辻秀久参院議長から国会出席を促す文書「招状」が発出されたことに、8日にもガーシー氏が懲罰委員会に付される可能性が高いとの見方を示した。

 国会法では、議員が正当な理由がなく召集日から7日以内に応じない場合は議長が招状を発出し、受け取って7日以内に出席しない場合、懲罰委員会に付されると定められている。同党政調会長の浜田聡参院議員(45)が1月30日、尾辻氏から文書を受け取った。

 立花氏は〝タイムリミット〟を超えて最初にガーシー氏が出席しなければならない日程が8日の参院本会議だとして「出席していないことが認められて、議長が懲罰委員会の招集というか動議を出して、委員会の開催を命令するのではないか。普通に考えれば8日に設置する。出ないということで、次なるステップである懲罰委員会の設置が極めて高い」と説明した。

 浜田氏は、ガーシー氏の処分について「懲罰委員会にかけられることは間違いないと思います。どういう処分がされるかということに関しては、推測の域を出ない」とした。懲罰は重い順に除名、登院停止、議場での陳謝、戒告がある。「戒告は本人がいないので、できるのかどうか。国会に出てきていないので、登院停止というのはバカバカしいところでもあります」とした。

 懲罰委員会の委員長は、2002年に衆院で逮捕許諾請求、議員辞職勧告決議が可決されたこともある鈴木宗男参院議員(日本維新の会)。浜田氏は「注目していただきたいのは、懲罰委員会の委員長が鈴木宗男氏であることも注目してほしい。懲罰委員会が注目されるのは間違いない」とした。

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