スクウェア・エニックス新作スマホゲーム「トワツガイ」リリース前に舞台化決定 AKB48大西桃香ら出演

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
舞台「トワツガイ」のキービジュアル (C)舞台 トワツガイ製作委員会 (C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
舞台「トワツガイ」のキービジュアル (C)舞台 トワツガイ製作委員会 (C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

 スクウェア・エニックスから2月16日にサービスが開始されるスマートフォン向け新作ゲーム「トワツガイ」の舞台化が22日、発表された。6月に池袋サンシャイン劇場で上演される。

 育成バトルファンタジーRPG「トワツガイ」は「SINoALICE -シノアリス-」プロデューサーの藤本善也氏の元、原作・世界観設定に白本奈緒氏(ILCA)、音楽に岡部啓一氏(MONACA)、瀬尾祥太郎氏(MONACA)の「SINoALICE -シノアリス-」、「NieR」シリーズを手掛けたコンビに、オリジナルキャラクターデザイナーに雪醒(ゆきさめ)氏という豪華スタッフで制作。注力度の高さを示す、異例の早期舞台化となった。

 舞台版の演出・脚本を担当するのは、舞台劇「ヨルハ」(「NieR:Automata」の舞台化作品)のほぼ全作品で演出を務めた松多壱岱氏。舞台衣装・特殊造形には、「舞台 ヨルハVer1.3a」をはじめ、数々の人気舞台の衣装や造形デザインを手掛けているマッシュトラント氏を起用。ゲーム「トワツガイ」の世界観を再現しながら、舞台ならではの視点が反映される。

 カラス役にはAKB48で選抜入りした大西桃香、ツガイのハクチョウ役には元乃木坂46の渡辺みり愛を起用。エナガ役には「スクールアイドルミュージカル」来栖トア役など声優としても活躍する星守紗凪、スズメ役には各務華梨が登場。フクロウ役には「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」大場なな役、女性声優ユニット「harmoe」でも活動する小泉萌香(ゲーム音声兼任)が担う。フラミンゴ役には元NGT48の長谷川玲奈、ハチドリ役には「アサルトリリィ」相澤一葉役など声優として活躍する藤井彩加、ツル役には「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」雪代晶の野本ほたる、ツバメ役には女優・タレントとして活躍する元モーニング娘。の飯窪春菜ら豪華キャストがそろった。

 カラス役の大西桃香は「カラス役を預からせて頂けることを本当に光栄に思います。とってもかっこよくてクール、少し怖そうにみえるけど不器用で愛のある女の子。凛としていて前に進むことが出来る女の子。女性だけの座組、皆と、そしてツガイのハクチョウと共にこの世界を精一杯生きていけるように頑張ります」と意気込んだ。

 脚本・演出の松多壱岱氏は「新作スマホゲームの舞台化の話があがったのは、数年前。当初は『鳥の名前』の少女達の物語、くらいしか決まっていなかった。それから、本格的にゲーム開発が動き出し、気付いたらシナリオ監修としてかかわることに。そして、同時に舞台化プロジェクトも進行してきた。演劇と他ジャンルのメディアミックスは数あるが、演出家がゲームの開発から携われるのは稀なこと。ゲームと舞台の両方から『トリ』の少女達の物語を創りあげていきます。ご期待ください」と呼びかけた。

 「トワツガイ」は『黒い海』に侵食され始めた世界、突如海から現れた異形の存在『魔獣』、そしてその最たるもの『災禍の魔女』たち、魔獣に対抗するべく人々が作り上げた組織『特殊災禍対策本部 CAGE』から戦線に送り込まれる少女『トリ』たちが交錯していく物語。強大な敵、戦い続ける組織、壊れていく心と体、それでも抗う彼女たちは、唯一無二の『ツガイ』だけを心の支えにしていく。舞台版での新たな解釈が注目されそうだ。

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