デュラン・デュランの元ギタリスト がんと共に前向きに生きる 2022年ステージ4の前立腺がんを公表

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 アンディ・テイラー
 アンディ・テイラー

 英バンド「デュラン・デュラン」のアンディ・テイラー(61)が、がんと共に人生を前向きに生きていくと宣言した。同バンドのギタリストとして活躍したアンディは2022年11月、ステージ4の転移性前立腺がんであることを公表、治る見込みはないと告げられるも、これからの人生を楽しむ気持ちでいるという。

 「自分の人生を生きていく」と5ニュースに約束したアンディは「新しい治療法がいくつかあるんだ。診断されてから3枚アルバムを作ったし、友人たちとツアーもした。リーフというバンドさ。ライブをして最高だったよ。よく人に言うんだ。毎分は毎時間、毎日は毎週の如くって。人生を生き切りたいからね。私はとても幸運だった。本当に夢を生きていると言える。音楽をしていることが、治らない病気という悲しさと生きる一助となっている」と語った。

 そんなアンディの病状は2022年、デュラン・デュランのロックの殿堂入り式典で明らかとなっていた。同イベントに出席予定だったアンディだが、イビサ島の自宅からロサンゼルスへの移動は肉体的にも精神的にも負担が大きいことから断念、同グループが読んだ本人からの手紙に4年前にがんを診断されたことがつづられていた。

 アンディは「治療によってテストステロンが全て失われる。ほとんどの男性は想像がつかないだろう。ジョギングをしていた時に、関節炎のような痛みを覚えたんだ。私はそれ以上のものとは考えてもいなかった。そして症状が出始めて、首に腫瘍のようなものを感じた。転移性のステージ4と言われたよ。死刑宣告さ」と続けた。

 そして、ロックの殿堂式典欠席が決まるまでは公に話すつもりはなかったという。「予定はなかったんだ。でもその後、山ほどの愛や応援、サポートのオファーを貰った。このことを話すことで、特にデュランには女性ファンがたくさんいるから、君たちのパートナーや恋人の背中を押して、検査を受けさせて欲しい」と振り返った。

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