◆ヘンリー王子「半分離脱、半分継続」のいいとこどり提案 ウィリアム王子から怒鳴られる

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ヘンリー王子とメーガン妃
ヘンリー王子とメーガン妃

 メーガン妃が、イギリスを発つ飛行機の中で、ある客室乗務員から膝をつかれ感謝の言葉を受けたという。2020年3月のことで、メーガン妃はウエストミンスター寺院で行われたコモンウェルス・デーの礼拝に出席し、英王室のメンバーとして最後の公務を済ませ、息子アーチー君と再会するためカナダ行きの飛行機に搭乗。一方、夫のヘンリー王子は王室から退位する最終条件の調整でイギリスに残っていた。

 話題のドキュメントシリーズ「Harry & Meghan(ハリー&メーガン)」のエピソード5でメーガン妃はその客室乗務員に関してこう話していた。

 「彼は帽子を取り、私が見つめるとこう話してきました。『あなたが我々の国のためにしてくれた全てのことに感謝します』」

 「誰かが自分の犠牲を見てくれていたんだと私が感じたのはこれが初めてでした」

 「私の国ではなく、この国のための犠牲。自分の国ではありません」

 そしてメーガン妃は到着時、自身の警護の1人に腕を支えてもらいながら飛行機を降りたそうで、「私は『本当に一生懸命やりました!』という感じでした。彼は『わかっています。よくなさいました。私はわかっていますよ』という感じでした」

 「そしてこれが引き金だったわけです。それでも私は十分じゃなかった、未だ相応しくなかったのですから」

 一方、同エピソードで、ヘンリー王子は王室からの離脱の最終調整の際、兄ウィリアム王子から怒鳴られたと明かしている。

 「私は公表していたものと同じ提案を出したのです。しかしその場で5つの選択肢が示されました。何も変わらず全てを継続することから、全てからの離脱までです。ミーティング中、私は3番目の選択をしました。半分継続、半分離脱です」

 「自分たちの仕事をしつつ、女王をサポートし続けるというものです。そこでは、議論や意見を交わすのがゴールではないということが、すぐさま明確になりました」

 一方ロサンゼルスへの移住はメーガン妃による決定ではなかったそうで、「実際私が決めたことでした。離脱を彼女が頼んだことは一度もありません。私が自分のためにしなければいけなかったのです」とヘンリー王子は続けていた。

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