米コメディアンのジェイ・レノ(72)が、先月重度の火傷を負った事故で、友人が自分に「飛び乗り」火を消してくれたことを明かした。人気テレビ番組司会者のジェイは、ガレージの中で車の修理をしていたところ、車の燃料が引火したことで重度の火傷を負い、皮膚移植手術を受けていた。
米情報番組「トゥデイ」に出演したジェイは、事故後初となるテレビインタビューの中で事故を「1907年製ホワイト・スチーム・カーだった。燃料パイプが詰まっていたから、私は車の下にいたんだ。詰まっているような音がしたから『パイプに少し空気を入れてくれ』って言った。そして彼はそうした。突然ボンっとなって、顔にガソリンが吹きかけられたんだ」と振り返った。
そして「パイロットランプが飛んで、私の顔に火がついた。そこで友人に『デイヴ、僕に火がついた』って言ったら、デイヴは『ああ、そうかい』って感じだったんだけど『違うんだデイヴ。火がついているんだよ』って言ったら、『なんてこった』ってなって、私の友人デイヴは私を引きずりだして、上に飛び乗り、その火を消してくれたんだ」と続けた。
そんなジェイは先日、クラシックカーの修理という趣味には、危険が伴うものだとウォール・ストリート・ジャーナルで認めていた。
ジェイは「8日後、私は全く新しい顔になっていた。前よりも良いやつだった。でも、事故だった。それだけだ。定期的に手を使って仕事をしている者なら誰でもいつか事故に遭う。フットボールをプレーするなら、脳震とうや脚の骨折だ。何をするにしてもリスクがある」と語り、「ジョークにしないといけない。泣き言を言うセレブリティほど最悪なものはない。ジョークにして人々と一緒に笑うんだ」と前向きな姿勢を見せていた。