韓ドラ「月水金火木土」ミステリアスな俳優 コ・ギョンピョ 実は〝超わかりやすい人〟

Danmee Danmee
tvN『月水金火木土』(画像出典:tvN)
tvN『月水金火木土』(画像出典:tvN)

U-NEXTで独占配信中の『月水金火木土(tvN)』が、韓流・アジア作品におけるU-NEXTの歴代“初週視聴ランキング”で第1位を手にし、好調な滑り出しを見せている。

本作は、完璧な非婚のための“契約結婚マスター”が、月・水・金契約のミステリアスな長期顧客と、火・木・土新規契約のスーパースターと繰り広げる、隔日ロマンスを描いたラブコメディー。

“ロコ(ロマンスコメディー)クイーン”の称号を持つパク・ミニョンが主人公を務め、作品の人気を牽引しているが、そんな中、注目されている俳優がいる。

185cmという高身長に、優れたルックスを持つコ・ギョンピョだ。

コ・ギョンピョは、チェ・サンウン(パク・ミニョン扮)と契約結婚をした月・水・金の長期顧客チョン・ジホ役に扮し、職業、趣味、性格の全てが謎に包まれているが、どこか魅力的な人物を巧みに作り出している。

第1話から、少ないセリフで何を考えているのか分からない、ミステリアスな役柄をほとんど表情だけで見せ、視聴者から熱い視線を集めた。

彼はこれまでも、ベールに包まれた役を数多く演じ、好評を得てきた役者として知られる。

少女時代(SNSD)のソヒョンと共に、主演を務めた『プライバシー戦争(2020)』では、正体を隠し大企業のチームリーダーとして勤務するキャラクターを演じた。

また、ユ・アイン主演の『シカゴタイプライター(2017)』では、序盤は文才に長けたゴーストライターという情報以外、何も明かされない役として登場、見る者の関心を引いた。

しかし実際の彼は、ドラマで演じる役柄とは真逆の分かりやすい正直なタイプのようだ。それが理由となったのか、過去に3度に渡り議論へと発展したことがある。

まず1度目は、2015年に男性ラッパーBlack Nutを擁護するコメントで、ネットユーザーと舌戦を繰り広げた出来事。

Black Nutが女性嫌悪議論で非難を受けていた頃、その空気に異議を唱えるかのようにコ・ギョンピョは、自身のインスタグラムで「彼の歌が好きだ」と告白、ストリーミングした際の写真を公開して問題に。

そして、これを非難する返信コメントが相次いで届くと、一部のネットユーザーと激しい口論を繰り広げたことがあった。

2度目は、元miss A(ミスエイ)のメンバー、スジに関するもの。

映画『花、香る歌(2015)』でスジと共演したリュ・スンリョンが、彼女に関して試写会での発言がネット上でバッシングを受ける中、その書き込みをコ・ギョンピョが自身のインスタグラムにリンクさせ、世間の反応に真っ向から向き合い疑問を提起。リュ・スンリョンを擁護したという理由で叩かれてしまった。

彼としては、リュ・スンリョンの本意とは異なる解釈が広まっている事を知らせる目的だったようだが、悲しくも冷たい視線を浴びることに。

3度目は、パク・ユチョンが2014年に『第51回 大鐘賞映画祭』で新人男優賞を受賞した時のこと。

コ・ギョンピョがSNSの非公開アカウントで、パク・ユチョンが輝かしい賞を手にしたことに対し、不満を示すような会話を友人と交わしたことが分かり、大きな議論となった。

しかし2016年、パク・ボゴムらと共に出演したtvNのバラエティー番組『花より青春 アフリカ編 ~双門洞4兄弟』で、涙ながらにこれまでの自身の行動を後悔。一切言い訳することなく、自分の非を正面から受け止めて悔いる素直な一面を見せた。

ちなみに該当シーンは、本人に撮影していることが知らされておらず、彼の普段のありのままの姿が映し出されていた。

ドラマではミステリアスな男性を演じることの多いコ・ギョンピョだが、本来の姿はまっすぐな性格を持つ人物のようだ。

(構成:西谷瀬里)

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