実業家・ひろゆき氏が5日、自身のツイッターを更新し、「バス停」を例に挙げて「座り込み」という表現に対しての見解を示した。
ひろゆき氏は3日、自身のツイッターに、沖縄・名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れ、「新基地断念まで座り込み抗議3011日」と記した看板の前で撮影した画像を掲載。「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」とツイートしていた。
これに対して「辺野古の座り込み行動は、工事のための車両が来る9時、12時、15時に合わせて行われます。なので、次の日も座り込みをするために、夕暮れごろには誰もいないということはよくあります。」という説明のツイートが送られた。しかし、ひろゆき氏は4日に「『9時、12時、15時しか居ません』と書いてくれないと、わからないですよ。誤解する人が増えないように、書き足しておいて貰ってもいいですか?」と返すなどしていた。
5日には「長期間になればハンストであれ座り込みであれトイレにも行くし席も空ける」と説明されたツイートに対して、「『座り込み』という言葉のせいで騙される人の例」と指摘。「実際には、辺野古の基地前に1日1時間ほどしか座ってないという事実を知らない人が出るんですよね。それとも毎日23時間もトイレに行ってるのかな?」とした。。続けての投稿では「毎日バス停を使う人は、バス停で毎日座り込みをしてる事になる、、、と。」と例示。「座り込み抗議」という表現に疑問を投げかけた。
ひろゆき氏のツイートに対しては、沖縄県の玉城デニー知事も「現場で3000日余り抗議を続けてきた多くの方々に対する敬意は感じられない。残念だ」と語るなど、さまざまな賛否の声も出ている。