14年前 反骨精神に満ちた天才を熱演!チャン・グンソクが魅せるもう1つの〝色気〟

Danmee Danmee
王子様イメージとは一味異なる、ワイルドなカン・ゴヌ役を演じたチャン・グンソク。(画像出典:MBCドラマ)
王子様イメージとは一味異なる、ワイルドなカン・ゴヌ役を演じたチャン・グンソク。(画像出典:MBCドラマ)

チャン・グンソクが、華やかな活動を繰り広げている。

9月には、SBS『スイッチ~君と世界を変える~(2018)』以来、約4年ぶりに復帰する新作ドラマ『犯罪の年代記』の撮影に突入したばかりだ。

去る8月には、日本でニューシングル『Beautiful』をリリース、プロモーションでバラエティー番組に出演し、日本語で優れたトーク力を披露するなど、自身の魅力を存分に発散した。

そんな中、やはり熱い視線が注がれたのは、ウェーブのかかった長い髪に白い肌、端正な目鼻立ち、“かっこいい”よりも“美しい”という言葉が似合うルックスだ。

チャン・グンソクは、現在34歳(日本年齢)となったが『美男ですね(SBS/2009)』を世界的大ヒットへと導き、“アジアのプリンス”と呼ばれていた頃のビジュアルはいまだ健在だ。

しかし、そんな彼のイメージからは想像もできない、キャラクターを演じた作品があるのをご存じだろうか。

今から約14年前、2008年に放送されたMBCドラマ『ベートーベン・ウィルス ~愛と情熱のシンフォニー~』だ。

本作は、天才マエストロのカン・マエ(キム・ミョンミン扮)と、ある事情により一般公募で集まった素人団員たちが、オーケストラ楽団として結束していく、奮闘と成長を描いたストーリー。

チャン・グンソクは、停職中の警察官カン・ゴヌ役に扮し、カン・マエと出会ってクラシック音楽に目覚め、トランペット奏者として才能を発揮する役を演じた。

そして短髪に少し焼けた肌、挑発的な視線で、反骨精神を感じさせるキャラクターを見事に作り上げ、多くの人が持つチャン・グンソクのイメージとは異なる、ワイルドな男性の色気を醸し出すのだった。

その結果、同年に開催された『MBC演技大賞』では男性新人賞を受賞、外見だけでなく、中身までカン・ゴヌになりきっていたと評価されたようだ。

ドラマなどのレビューサービスサイトでは、「短髪のチャン・グンソクがかなりかっこよく、役柄もいい!」「短髪なので、びっくりすると思いますが、とてもいい演技をしてますよ」といった声が寄せられている。

撮影当時、チャン・グンソクは自ら運転して現場に向かっていた。しかしある日、相手方の過失により交通事故に遭ってしまう。

車を牽引する必要があるほどの大事故だったのだが、自身は何事もなかったように予定通り撮影し、その後病院へ行ったのだとか。

それほどまでに、彼にとって思い入れの強かった作品、『ベートーベン・ウィルス ~愛と情熱のシンフォニー~』は動画配信サービスのU-NEXTとFODで視聴が可能だ。

(構成:西谷瀬里)

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