参政党のドキュメンタリー映画が公開 上映初回のチケット600枚完売 全国15カ所で上映予定

杉田 康人 杉田 康人

 参政党のドキュメンタリー映画「おはよう―参政党の歩み―Documentary of SANSEITO」が29日、公開され、都内の映画館で600人を集め上映会が行われた。この日のチケットは完売。東京を皮切りに、全国15カ所で上映予定だという。

 7月に行われた参院選に初挑戦し、比例代表で176万8349票を集め1議席を獲得。神谷宗幣氏(44)が当選した。国政政党になった選挙戦を記録した約2時間55分の作品。映画監督の内田俊介氏(34)がメガホンを取った。

 党によると、4月から参院選後の8月末までカメラを回した。党関係者は「政党が映画をプロデュースするのはめずらしいと思う。当選するかどうかもわからないまま、カメラを回した」という。

 映画を企画し、主題歌を作詞した神谷氏は上映前の舞台あいさつで「負ければ人生最後の政治活動、勝てば奇跡の大勝利。どちらにしても記録に残しておこうと思った。結果は後者のほう。政党としてのスタートを記録する映画になった。原点を忘れてはいけない。10万人の党員の方にも、何らかの意味がある映画だ思う」と熱く語った。

 松田学代表(64)は「党員が主役の映画をつくってほしいと思っていた。参政党の物語の始まりの映画は、国民運動の物語になった」と話すと、大きな拍手を浴びていた。

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