牛丼チェーン「東京チカラめし」都内唯一の店舗だった「新宿西口1号店」が、28日の営業を最後に閉店することが22日までに分かった。同店が、店頭やSNSなどで発表した。公式ツイッターでは「この度東京チカラめし新宿西口1号店は、2022年8月28日(日)をもちまして、閉店することとなりました」と告知。25日から28日までのラスト4日間、感謝を込めたありがとうキャンペーンを開催するとしている。
屋号に「東京」がつく同チェーンだが、運営会社の公式ホームページによると国内で残る店舗は千葉県鎌ケ谷市の新鎌ケ谷店、大阪市の大阪日本橋店の2店舗のみ。焼き牛丼と独特のメニューで根強いファンがいるチカラめしだが、都内で食べるのは難しくなる。
東京チカラめしは、2011年に東京・池袋に1号店がオープン。最盛期には国内に132店舗あった。新宿西口には同年開店した現存の1号店のほか、2号店~4号店と「新宿西口総本店」が存在した。