トランプ氏のディープフェイク映画、製作予定だった コロナのため撮影開始日に突然「中止」に

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ドナルド・トランプ前米大統領
ドナルド・トランプ前米大統領

 切り絵風アニメ『サウスパーク』のマット・ストーンとレイ・パーカーが、ドナルド・トランプ前米大統領のディープフェイク映画を製作予定だったことがわかった。『ショーン・オブ・ザ・デッド』のピーター・セラフィノウィッツが声を模したフェイクのトランプ氏がニュースを報道する14分の短編作『サッシー・ジャスティス』はYouTubeで大ヒット。元々、同作は長編映画として企画されていたそうだ。

 パーカーはロサンゼルス・タイムズ紙にこう話している。「『チーム☆アメリカ/ワールドポリス』以来初めての長編映画の製作をあと1日で開始しようとしていたことを多くの人は知りません」「パンデミックが全てをシャットダウンしたその日に撮影を開始する予定だったんです。あの映画のために何か月も準備をしてきたのに、『だめだ。終わりだ』となってしまったんです」「私はオフィスに行って、ただ荷物をまとめ始めました。ショック状態にありましたから」

 『ディープフェイク:ザ・ムービー』という映画は、ディープラーニング技術を使用し創造されたトランプ氏と瓜二つの男性が登場するという「タイムリー」なもので、トランプ氏が裸になるシーンもある面白おかしい内容だったものの、パンデミックで製作中止となったことから短編作『サッシー・ジャスティス』として世に出たという。

 ただ、同長編作は完全にお蔵入りしたわけではないそうで、将来復活する可能性もあるという。

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