KOBerrieS♪が10周年記念ライブ OG勢ぞろいでグループの歴史伝える

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部

 神戸のご当地アイドルグループ・KOBerrieS♪が7月31日、神戸市のライブハウス「神戸チキンジョージ」で、結成10周年記念ライブを行った。

 現役メンバー4人中、体調不良で欠席した城尾ちゅらを除く3人に加え、2012年のデビューからグループを支え続けたOGが11人出演。即日完売した〝プラチナチケット〟を手にしたファン300の前で、代表曲「ポートタワー」「思い出エール」など16曲を熱唱した。

 関西を代表するご当地アイドルの歴史を示すように、ズラリと並んだ14人は、すでに芸能界を引退して2児の母となったメンバーから、現在も芸能活動を続けるメンバーまでさまざま。神戸をリハーサルは当日の開演直前という〝一発勝負〟ながら、本番は圧巻のパフォーマンスですべての世代のファンを魅了した。

 1期生としてキャプテンも務め、現在は東京でアイドルグループ「XPLACE」に所属する間中芽衣は「10年というのはやっぱり区切りがいいし、自分の中でもアイドル始めたのがコウベリーズなので、その曲を現メンバーと卒業生とできる機会は今後絶対ないなと思って、東京から飛んで来ました」とニッコリ。「まだ忘れられてないっていうことがすごいうれしかったですし、私たちも案外、ファンの人を覚えてるんだなと。コウベリーズに対しての気持ちは強いから、楽しかったです」としつつ、「6、7年ぶりに会うメンバーも多かったですけど、みんなホンマに変わってない。その意味でも、今日は一瞬でKOBerrieS♪に戻れました」と感慨深げだった。

 3期生で、現在は女優やグラビアアイドルとして活躍する稲岡志織は「私が活動していたのは2年ぐらいですが、当時は一番年下で一番後輩だったんです。今日は後輩から『志織さん』とか、『先輩』とか言われて『自分って先輩なんや』って驚きました」と、改めてグループの歴史を痛感した様子。「今でも芸能活動はしているので、ステージは比較的慣れている方かなと思います。8周年に出させていただいた時はすごく緊張しましたが、今回は落ち着いてパフォーマンスできた気がしますね」と話した。

 居並ぶOGと現役メンバーをまとめた現キャプテンの森島みなみは「KOBerrieS♪って、ここまでできるんだ…と思いました」と感激しきり。「今日ステージに立ってみて、今まではグループをどれぐらい続けるとか考えてなくて、自分の進路としてどれくらいまでやろうかなという感じで考えてなかったけど、KOBerrieS♪っていうグループを続けていかなきゃいけないんだっていうのを感じました」と思いを新たにしていた。

 セットリストやフォーメーション作りにも参加した森島は「先輩方をお迎えするプレッシャーは、正直ありましたね。こんなに本番前に手が震えるの初めてで、楽屋で本番前に水飲もうと思っても手が震えて飲めなかったぐらいでした」と苦笑い。「先輩方が来られて、『KOBerrieS♪の良さ、変わらないものがある』って言って下さったのがすごくうれしくて…。、受け継がれてきたものを大切にしながら、先輩方から続く、神戸国際会館でワンマンライブするという夢もかなえられるように、もっとKOBerrieS♪」を広めていきたいなと思います」と意気込みを口にした。

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