米自動車レースの名ドライバーが刺殺、37歳 ガソリンスタンドでトラブル 容疑者は警察が射殺

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ボビー・イースト
ボビー・イースト

 元NASCARドライバーのボビー・イーストさんが刺殺された。37歳だった。ストックカー・レースNASCARで活躍したほか、米国自動車クラブのチャンピオンに3度輝いたイーストが13日に「胸部への重度の外傷」によってより帰らぬ人となった。

 ロサンゼルス近郊のウエエストミンスター警察が、刺殺事件の通報を受け同日午後5時51分にウェストミンスター大通りにあるガソリンスタンドに駆け付けたところ、重度の刺し傷を負い地面に倒れていたイーストを発見したそうで、その後搬送先の病院で死亡が確認された。給油で訪れた際、トラブルになったという。

 また同警察は、現場から逃走した殺人容疑者を射殺したことも明かしている。

 訃報を受けて米国自動車クラブは声明を発表。「ボビー・イーストが水曜日夜亡くなりました。彼の時代で最も多くの成功を収めたドライバーの1人で、米国自動車クラブのシルバークラウンとミジェッツにおいて3度全国チャンピオンに輝きました。彼はまだ37歳でした。私達のチームは、ボビー・イーストに関する今日のニュースを聞いて、非常なる悲しみの中にあります。彼らの家族と愛する人々のために祈っています」と綴っている。

 イーストには、2019年に結婚した妻ナターシャ・ズールーさんとの間に3歳の息子がいた。

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